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風力で生き物のように砂浜を歩く、テオ・ヤンセン氏の「ストランドビースト」。このオリジナル機構を全長わずか20cmほどのサイズで完全再現したミニチュアキットと図録が、9月30日(水)まで「ショップ学研+」で期間限定販売されています。
販売されているキットは、「大人の科学マガジン」付録として反響を呼んだ「テオ・ヤンセンのミニビースト」「テオ・ヤンセンのミニ・リノセロス」「テオ・ヤンセン式 二足歩行ロボット」と、付録化されていない「テオ・ヤンセンのウミナミ」の計4種です。
「テオ・ヤンセンのミニビースト」価格:2800円(税込)
「大人の科学マガジン Vol.30」の付録として登場。複雑そうに見えて、実は簡単なユニットをつなげるだけで完成するところも秀逸。世界のテオ・ヤンセンファンの注目も集める「付録」の傑作です。
「テオ・ヤンセンのミニ・リノセロス」価格:2800円(税込)
「大人の科学マガジン 別冊」の付録として登場した第2弾。実物のストランドビースト「リノセロス」は重さ約3トン。鉄の塊に命が宿ったかのように、愚直で圧倒的な重量感を感じさせながら歩く姿を、ミニ・リノセロスは小さな体で見事に再現してみせます。
「テオ・ヤンセン式 二足歩行ロボット」価格:2200円(税込)
「大人の科学マガジン Vol.37」の付録として登場。科学少年が大好きな二足歩行ロボットを、ストランドビーストの機構を使って編集部が開発したもの。テオ・ヤンセンは二足歩行のビーストを作っていないため、これはテオも認めた唯一のオリジナルという点でも貴重なキットです。
「テオ・ヤンセンのウミナミ」価格:2200円(税込)
2017年、三重県で開催された「テオ・ヤンセン展」に初登場したストランドビーストは公募で「ウミナミ」という名前が付けられ、「大人の科学マガジン」もミニチュア版を制作しました。付録にはなっていませんが、展示会において販売してきました。今回の特別販売では「ミニビースト」と合体し、独自の歩行を可能にする最新版が登場します。
図録は、全作品を体系的に紹介した国内初の図録『テオ・ヤンセン展図録』、オランダ在住のデザイナーが自ら撮影したビジュアルが美しい『テオ・ヤンセン公式ガイドブック 英語版』、キットの制作過程を追ったドキュメンタリー映画も全編収録されているDVD付き書籍『テオ・ヤンセン公式ガイドブック』の3冊。
特に『テオ・ヤンセン展図録』は、「生命の源となる1体からさまざまな生命が枝分かれし、現在も進化を続けている」というストランドビーストの構想がわかる系統樹も見どころの一つです。
今回の特別販売は、7月11日(土)から予定されていた兵庫県立美術館「テオ・ヤンセン展」の中止を受け、少しでも同展を体験した気分を味わえるようにと実施が決定したもの。
キットはどれも複雑そうに見えますが、小学生でも簡単に組み立てられます。夏休みの自由研究にもおすすめです。
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