• fluct

  • 「要領が悪い」は思いこみ!ちょっとした「やり方」で仕事の苦手意識は解消できる

    2020年07月29日
    知る・学ぶ
    ほんのひきだし編集部「日販通信」担当
    Pocket

    度重なるミスや人間関係、片付けなど、自分は「仕事の要領がよくない」と思っている人は多いのではないでしょうか。『要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑』は、環境ややり方を変えることで、無理なく安心して働ける「仕事の基本」を紹介した一冊です。

    著者2人の実体験を元にした具体的な内容が共感を呼び、4月の発売以降、すでに5刷4万1,000部を突破している本書。その内容と特長について、サンクチュアリ出版の編集担当である宮﨑桃子さんと、営業担当の二瓶義基さんにお話を伺いました。

    要領がよくないと思い込んでいる人のための仕事術図鑑
    著者:F太 小鳥遊
    発売日:2020年04月
    発行所:サンクチュアリ出版
    価格:1,540円(税込)
    ISBNコード:9784801400740

     

    今回取材にご協力いただいた方

    (左から)サンクチュアリ出版
    編集部 宮﨑桃子さん
    営業部 二瓶義基さん

     

    安心して仕事に取り組むための「スタートライン」

    ――本書は宮﨑さんの実感から生まれたそうですね。

    宮﨑 編集者の仕事はひらめきやアイデアも重要ですが、締め切りはたくさんありますし、さまざまな人に依頼をしてそれを束ねる仕事なので、段取りが欠かせません。しかし、私自身、長年この仕事をやっているにもかかわらず、要領の悪さを感じることが多かったのです。

    そこで、解決の糸口になるようなイベントに参加してみたいなと思っていたところ、著者のお二人が「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」というイベントを共同で開催されていて。その内容がおもしろかったのと、お二人の人柄に惹かれて本書を企画しました。

    ――著者は、ツイッターのフォロワー数約37万人の、仕事術やタスク管理について発信を続けるF太さんと、会社員として働きながらタスク管理ツールの開発を手掛ける小鳥遊さんのお二人ですね。イベントとはどのように内容が違うのですか?

    宮﨑 イベントは限られた時間の中で、おもにタスク管理の方法を紹介するものなのですが、本書ではそれ以外のノウハウもたくさん織り込みました。仕事の進め方だけでなく、傷つきやすい心のケアや不安と上手く付き合う方法なども取り上げています。

    ――冒頭でも、本書が示してくれるのは毎日安心して仕事をするための「スタートライン」と書かれています。

    宮﨑 編集する際の大前提として、「一番意識の低いビジネス書」であろうと考えました。ビジネス書は「最速で成功する」など周囲より抜きんでることに重きを置いた本が多いですが、それ以前の段階で、私も含めつまずいている人は多いですよね。

    「毎日出社できる」「焦らずにひとつの仕事に集中できる」など、まずはスタート地点に立てる。そして誰もが不安を払拭して仕事に取り組める“正しい進め方”を学べるところが、本書の一番の魅力だと思っています。

    ――円滑なコミュニケーションやメンタルの維持も、仕事をする上では欠かせない“基本”ですね。

    宮﨑 改めて振り返ると、社会人になってから、実は仕事の基本的なやり方を習っていないのではないかと気づきました。営業マンであれば、「営業先に伺って資料をお渡しして説明する」という流れは教わるでしょうが、それ以前の仕事に取り組む上での考え方や型みたいなものが、すっぽり抜けているような気がするのです。

    二瓶 そういう意味では、本書は新社会人の教科書としてもぴったりだと思います。特に今年の新入社員はリモートワークから始まった人も多くて、働き方を学ぶことが難しいですよね。今後ニューノーマルへと移行していく中で、仕事の基本を学ぶ、恰好の教科書としてご活用いただけるのではないかと思います。

    ▼1テーマが1~2ページで構成されていて、気になったところから読むことができる

     

    80のノウハウを著者の失敗談とともに紹介

    ――著者の失敗談もたくさん盛り込まれているので、親しみが持てますね。

    宮﨑 本書を手に取ってくださるのは自信満々の方ではないと思うので、自分にもできそうだと思ってもらえる本にしたかったのです。そこで、1テーマにつき1つは実際のエピソードを入れてくださいとお願いして、著者のお二人には失敗も包み隠さず書いていただきました(笑)。

    ――「段取りが苦手」や「優先順位がつけられない」など悩み別に80のノウハウが紹介されていて、どれも思い当たるものばかりです。テーマはどのように選んだのですか?

    宮﨑 お二人はこれまで30回以上イベントを開催されていて、参加者の方にアンケートを行なっています。本書では、そのアンケートに寄せられた悩みをベースにコンテンツを作っていきました。

    【コンテンツ】
    CHAPTER1 仕事の基本
    CHAPTER2 段取りが苦手
    CHAPTER3 優先順位がつけられない
    CHAPTER4 先送りしてしまう
    CHAPTER5 ケアレスミス、忘れ物が多い
    CHAPTER6 集中力がない
    CHAPTER7 整理、片付けができない
    CHAPTER8 コミニュケーションが苦手
    CHAPTER9 メンタルが弱い
    CHAPTER10 メモ、メールが苦手

     

    当事者だけでなく、周囲の理解にも役立つ

    ――読者は想定以上の広がりを見せているそうですね。

    二瓶 著者のイベントには、毎回幅広い層の方たちが参加されています。男女比も半々くらいで、一流企業にお勤めの方やキャリアのある方も多いのですが、会場でお話を伺うと、ミスの多さや仕事の先送り、人間関係など、みなさん同様の悩みをお持ちでした。これは思っていたより読者層が広がりそうだと思っていたところ、丸の内や有楽町といったビジネス街の書店さんでも好反応をいただきました。

    また、発売が緊急事態宣言発令の直前だったのですが、発令後も安定して動きが出ていたのが郊外型の書店さんでした。普段、ビジネス書を読む機会の少ない方も手に取ってくださっているのだと思います。

    ――読者からはどのような声が寄せられていますか。

    二瓶 先ほどのお話と重なりますが、実際に「著者の失敗談を踏まえた予防策やアドバイスが書かれているので、すごく説得力がある」「自分にもできるのではないかと思えてきた」という声が多いですね。

    著者の小鳥遊さんはADHDと診断されていて、ご自身の体験から編み出された仕事術も多いのですが、本書の表紙まわりにはADHDという言葉は使用していません。そのことが買いやすさにつながったという声も届いており、届けるべき人に届いているんだなという印象はあります。

    ――今後はどんな層に広げていきたいですか。

    宮﨑 まずは「職場に居場所がない」「仕事に自信がない」という人たちに届けたいという思いが一番にあります。それと同時に、そういった方たちの周りにいる上司や同僚、家族の方にもおすすめです。

    小鳥遊さんのお話を聞いていると、奥様の理解度が素晴らしく、小鳥遊さんがいま順調に働けているのは奥様の力によるところも大きいのではないかと感じています。発達障害や仕事に悩んでいる人の一番近くにいる人が理解を深めてくれることは、よりよい働き方への一番の近道かもしれないと思うので、多くの方に読んでいただきたいですね。

    二瓶 一部書店さんでは、購入特典として書き下ろし16ページの小冊子「リモートワーク編」を配布しています。特にF太さんはすでにオンライン会議を多用されてきたリモートワークの達人なので、とても参考になる文章となっています。ぜひご活用ください。

    試し読みはこちら




    タグ
    Pocket

  • GoogleAd:SP記事下

  • GoogleAd:007

  • ページの先頭に戻る