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  • 笑える、ハマる、稼げるetc.理系作家森博嗣が「面白さ」のメカニズムを考察【総合3.7】

    2020年05月10日
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    面白いとは何か?面白く生きるには?
    著者:森博嗣
    発売日:2019年09月
    発行所:ワニブックス
    価格:913円(税込)
    ISBNコード:9784847066252

     

    『面白いとは何か? 面白く生きるには?』の要点

    1. 「面白い」は日常的に使われる言葉だが、じつに多義的な概念だ。大きく分けると、笑えるような「面白さ」と、興味をそそられるような「面白さ」があるが、両方の要素をもっているものもたくさんある。

    2.「面白さ」は多分に個々の「感覚的」なものであり、「こうすれば面白くなる」というわかりやすい手法はない。大勢を集めて会議しても「面白さ」は生み出せない。

    3.「面白い」は万人に与えられた十分な権利だ。生きること自体もまた、「面白い」を探す旅なのである。

     

    『面白いとは何か? 面白く生きるには?』レビュー

    「面白いことやっちゃいましょうよ」「こうしたら面白くなると思いますよ」といった言葉を、ビジネスの場でよく耳にする。耳障りが悪いわけではないものの、こういう人に「どんな面白いことなのか」をあらためて聞くと、どうも「面白い」を軽んじたような場合や、「全然面白くない」という場合が少なくない。さらには「面白いことを目指すポーズを取る」だけで、中身がまったく伴っていない人もいる。

    「面白い」という言葉は抽象的であるがゆえ、なかば軽んじられて使われるケースも多い。その一方で、命がけとも言えるほどに「面白い」を追求し、「面白さ」をクリエイトする人もいる。「面白い」の使われ方や使う側の思いの差はあまりに大きく、「面白い」が持つ意味も「楽しい」「役に立つ」「興味深い」「有益である」など、実に多彩だ。

    本書はこの難しいワードを細かく分析・解説し、「面白い」の使われ方を多面的に紹介してくれる。しかしより興味深いのは、「面白い」を万人に与えられた十分な権利として、そして「生きる道筋」として紹介しているところだ。特に後半で綴られる、孤独な若い世代に向けた著者の筆致は、心地良い読後感を与えてくれるとともに、生きること自体の「面白さ」にも導いてくれる。

    「面白い」が持つ本質的な意味とその力を語った、なんとも貴重な一冊である。

    『面白いとは何か? 面白く生きるには?』のもっと詳しい要約はこちらで公開中! 〉〉

     

    『面白いとは何か? 面白く生きるには?』が気になる方におすすめ

    なにものにもこだわらない
    著者:森博嗣
    発売日:2020年03月
    発行所:PHP研究所
    価格:858円(税込)
    ISBNコード:9784569900032




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