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  • ググる前に「妄想」!?アイデアの種の見つけ方をユルくやさしく提案する一冊【総合3.8】

    2020年05月04日
    知る・学ぶ
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    だから僕は、ググらない。
    著者:浅生鴨
    発売日:2020年01月
    発行所:大和出版(文京区)
    価格:1,540円(税込)
    ISBNコード:9784804718613

     

    『だから僕は、ググらない。』の要点

    1. アイデアとはアウトプットである。どんなに素晴らしいアイデアでも、頭の中から出ない限りアイデアとは呼べない。

    2.妄想を無限に広げていくコツは、誰かに褒められようとせず、自分が楽しければいいと開き直ることだ。周りの目を気にせず、自分が好きなもの、面白いと思うものを追求しよう。

    3.思いついたことは、まずは書いてみよう。デタラメでもラフでも、とにかく文字や形にしてみる。そこがアイデアの出発点である。

     

    『だから僕は、ググらない。』レビュー

    日常的にインターネットで検索するようになり、「ググる」という言葉が一般化したのは、いつからだろう。私たちは何かにつけて、すぐググってしまう。気になることがあるとき、レポートを書くとき、晩御飯の献立を考えるとき。頭で考えるよりも先にググることすら、既に誰もが経験済みだろう。

    本書は、そんなググり依存の私たちに警鐘を鳴らす……ではなくて、「ググる前に、自分の頭で考えた方が面白いアイデアが浮かぶよ」と、ユルくやさしく提案してくれる一冊である。何かを考えるとき、まずはあれこれ妄想をして、アイデアの種を探る。ググるのはその後だ。

    そもそも「アイデア」とは、まだ存在しない、これから生まれるものだ。一方、検索で得られる情報は、すでにあるもの、過去のもの。問題解決のための新しい方法は、新しく、正解のないものである。これらは検索で見つかるはずはない。自分で作るしかないのだ。

    「そうはいっても、すぐググっちゃうんだよね」という人が大半であろう。そこで本書の本領発揮である。誰でもすぐにできるアイデアの種の見つけ方、妄想の方法が山のように登場する。

    まずは紙とペンを用意しよう。5分もあれば、検索では見つからない、自分らしいアイデアの種が目の前にあらわれていることだろう。

    はじめは慣れないかもしれない。しかし、こうした練習を日々重ねていくことで、気がつけば自分の頭が「アイデアの宝庫」になっていること請け合いだ。

    『だから僕は、ググらない。』のもっと詳しい要約はこちらで公開中! 〉〉

     

    『だから僕は、ググらない。』が気になる方におすすめ

    ひとりの妄想で未来は変わる
    著者:佐宗邦威
    発売日:2019年12月
    発行所:日経BP
    価格:1,980円(税込)
    ISBNコード:9784296103843

     

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