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『コロナの時代の僕ら』が4月24日(金)に発売されました。
本書は、イタリアの作家がローマの様子を記したエッセイ集。新型コロナウイルスの影響が日ごとに増していった2月末から3月上旬にかけて、人や街がどう変わっていったかを当事者として記したもの。
この状況を受けて、世界26か国でも緊急刊行されています。
著者のパオロ・ジョルダーノは、イタリアで200万部を超える記録的ベストセラーとなり実写映画化もされた恋愛小説『素数たちの孤独』や、戦争文学『兵士たちの肉体』などで知られる小説家でありながら、物理学博士号を持つ学者の一面も持っています。
新型コロナウイルスの脅威が高まり人や街が変わっていく様子が、学者としての冷静な視点と「まさか!」と、驚くような事態に陥ってしまった当事者としての視点から描かれています。
日本語版には、本書執筆後の後日譚となる著者あとがき「コロナウイルスが過ぎたあとも、僕が忘れたくないこと」が収録されています。
Hayakawa Books & Magazines(β)でも公開されているこのあとがきには、新型コロナウイルスが収まった未来をどう生きるかが記されています。
“ポストコロナ”を生きる、喉元過ぎても私たちが決して忘れてはいけない出来事や熱い感情が語られます。
今、そしてこれからをどうやって生きるべきか考えるために読んでほしい一冊です。
『コロナの時代の僕ら』
これは、僕たちのさまざまな関係を侵す病だ。 26か国で緊急刊行が決定した、傑作コロナウイルス・エッセイ。
2020年2月から3月のイタリア、ローマ。200万部のベストセラーと物理学博士号をもつ小説家、パオロ・ジョルダーノにもたらされた空白は、1冊の傑作を生みだした。生まれもった科学的な姿勢と、全世界的な抑圧の中の静かな情熱が綾をなす、私たちがこれから生きなくてはならない、コロナウイルス時代の文学。