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確定申告の際に、主に必要になる書類は以下の通りです。
・本人確認書類
・印鑑
・確定申告書B
・口座番号がわかるもの
・所得がわかる書類
・控除の証明書類
確定申告にはマイナンバーも必要となるため、本人確認書類は、マイナンバーカードを用意するのが理想的です。
しかし、マイナンバーカードを持っていない場合は、番号確認書類と、免許証やパスポートなどの身元確認書類を用意するようにしましょう。また、印鑑はシャチハタは不可です。申告書は、紙での提出もしくは電子申請から選べます。
口座振替で所得税の納付を行う場合は、通帳など口座番号がわかるものも必要です。
所得がわかる書類とは、源泉徴収票や青色申告決裁書などが該当します。そして、医療費控除や住宅ローン控除などの各種控除を受ける場合は、医療費の明細書や売買契約書の写しなど控除の対象者であることがわかる書類を用意してください。
先述の通り、確定申告は2月16日~3月15日と、行う時期が決められています。そのため、そこまでに準備をしておくことがスムーズに手続きを行うためには重要です。個人事業主の場合、期中はこまめに帳簿をつけ、定期的に帳簿の内容が一致しているか確認するのが良いでしょう。
また、個人事業主の事業年度は1月1日~12月31日までと決められています。そのため、期末になったら損益計算書と貸借対照表を準備して青色申告決算書を作成するなど決算を行い、1年間の成果を取りまとめましょう。
確定申告を行う際の具体的な手順について解説します。スムーズに手続きを行うためにも、手順をおさえておきましょう。
確定申告書Bを作成する
確定申告書にはAとBの2つがあります。Aは、基本的に会社員やパートのような給与所得者が使用するもので、Bは誰でも使用できるものです。そのため、フリーランスの場合、確定申告書Bを使用してください。記載する内容は、申告書の内容に沿って記入するようにしましょう。
税務署に申告書類を提出する
書類が作成できたら、税務署に提出します。提出方法は、郵送、信書便を住所地を所轄する税務署に送るほか、税務署の受付に持参することも可能です。税務署が閉まっているときは、時間外収受箱に投函しても構いません。また、インターネット上のe-Taxで申告することもできます。e-Taxなら、インターネット経由で提出可能です。
なお、提出期限は毎年2月16日~3月15日なので、期限内に提出するようにしましょう。
確定申告は、その仕組みを理解することはもちろん、実際に申告する際に様々な書類を用意するなど、意外と大変です。
フリーランスになりたての方は、最初のうちは苦労するかもしれませんが、必ず確定申告をして納税するようにしてください。「フリーランスだから確定申告はしない」というのは通用しません。
会社員とは違い、フリーランスは自ら確定申告をして納税しなければいけません。
確定申告をスムーズに行うためには、日頃からコツコツと帳簿に記録をつけることが大切です。また、青色申告を利用するのであれば、簿記の知識も必要になるでしょう。
確定申告を行う際に役立つのが、解説書です。様々な種類の本が販売されているほか、手頃な価格で手軽に購入できるため、フリーランスの方の助けになるはずです。中でも、税金や確定申告について詳しく知りたい方は、以下の本がおすすめです。
※本記事は、サンクチュアリ出版WEBマガジンに2019年12月20日に掲載されたものです。
※この記事の内容は掲載当時のものです。