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  • ロジカルには片付かない仕事の問題。“自分なりに”考え続ける「アート思考」が役に立つ!【総合4.0】

    2020年02月02日
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    アート思考
    著者:秋元雄史
    発売日:2019年10月
    発行所:プレジデント社
    価格:1,870円(税込)
    ISBNコード:9784833423366

     

    『アート思考』の要点

    1.現代アートの役割は、過去のしきたりに囚われない見方を創造し、イノベーションを起こすことにある。この点において、最前線のビジネスと共振している。

    2.現代アートの三大要素は、インパクト、コンセプト、レイヤーである。なかでもコンセプトは現代アートの命といえる。レイヤーとは多様な解釈に対して開かれている重層性を意味する。

    3.現代アートにとっては、「わからない」ことはよいこととされる。私たちはわからないものに接することで、思考を柔軟に解放できるからだ。

     

    『アート思考』レビュー

    本書で取り上げられている「アート」は、主に1980年代以降の「現代アート」である。印象派などの近代アートが好まれている日本では、現代アートというとマイナーな印象があるかもしれないが、世界の美術界においては、現代アートこそがメインストリームとなっている。グローバルに活躍するビジネスエリートに欠かせない教養と考えられているのだ。

    その本質的な理由は、現代アートが提起する問題や、描く世界観が、ビジネスエリートに求められる発想と共振しているという点にある。著者によれば、「アートとは、ゼロから価値を生み出す創造的活動であり、ビジョンと、それを実現させるための内なる情熱が必要」であるという。このアートを「アントレプレナーシップ(起業家精神)」に置き換えてみるとどうだろうか。まったく違和感がないのではないか。

    これからの時代に求められているのは、「正しい問いを立てることができる洞察力とユニークな視点」である。その際、旧来の思考法と異なるオルタナティブな発想としての「アート思考」が役に立つ。その本質とは、「わからないもの」に対して、自分なりに粘り強く考え続ける態度にある。

    グローバルな常識ともいうべき現代アートの奥深い世界。本書を通じて、その理解を深め、新しいビジネスを拓く発想法であるアート思考を身につけていただきたいと願う。

    『アート思考』のもっと詳しい要約はこちらで公開中! 〉〉

     

    『アート思考』が気になる方におすすめ

    世界のビジネスリーダーがいまアートから学んでいること
    著者:ニール・ヒンディ 長谷川雅彬 小巻靖子
    発売日:2018年10月
    発行所:クロスメディア・パブリッシング
    価格:1,958円(税込)
    ISBNコード:9784295402442




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