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  • コミュニケーション不和は「口ぐせ」から?「やっかいな人」認定されないためには

    2020年01月10日
    知る・学ぶ
    日販 ほんのひきだし編集部 吉田
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    「この人の話し方はどうにも気になるな」「どうしてあの人は何も考えずに話し始めるんだろう」

    あなたの周囲には、話している内容は理解できるものの、話し方や口ぐせが気になる人はいませんか? もう少し気を使えばいいのに……と思っている自分も、誰かには同じような印象を持たれているかもしれません。

    知らず知らずのうちに、うまくコミュニケーションが取れない「やっかいな人」というレッテルが貼られている場合もあります。

     

    人は「言葉」を使って物事を認識している

    人は「言葉」のフィルターを通して、物や現象、沸き起こる感情といったあらゆることを認識しています。

    しかし、人それぞれの生まれてきた環境も違うので、言葉から受ける印象や使い方も異なります。人それぞれ「言葉」に対して異なる印象を持っているため、コミュニケーションにズレが生じたり、同じ話の内容でも話し方次第で受ける印象が大きく変わったりします。

    人は「言葉」を通して物事を認識していますが、その認識は人それぞれで必ずしも一致しません。

     

    人の「口ぐせ」から考える「iWAM」メソッド

    コミュニケーションが取れない「やっかいな人」というレッテルを貼られないためにも、まずは自分の言葉の使い方、特徴を知りましょう。

    「言葉」のフィルターは人それぞれですが、言葉の使い方、特徴を知ることができれば、対応することはできるはずです。

    この「言葉」の使い方に着目した、「iWAM(inventory for Work, Attitude, and Motivation)」というメソッドは一つの解決方法になるかもしれません。

    認知科学をベースにしたこのメソッドは、個人が特徴的に好んで使う言葉「口ぐせ」などから、その人の興味や価値観、行動動機を把握し、その人がどんな考え方や感じ方をする傾向にあるか知ることができます。

    現在20言語以上、35か国以上で展開され、職場間や取引先など、コミュニケーションが避けられないビジネスシーンを中心に使われています。

     

    「職場のやっかいな人間関係」に負けない方法

    1月8日(水)に発売された『「職場のやっかいな人間関係」に負けない法』では、この「iWAM」を使って、職場にいる「やっかいな人」の言動を分析し、その対応方法が紹介されています。

    「職場のやっかいな人間関係」に負けない法
    著者:飯塚健二
    発売日:2020年01月
    発行所:三笠書房
    価格:1,540円(税込)
    ISBNコード:9784837928010

    第1部「『iWAM(アイワム)』――職場の人間関係を劇的によくする新手法」は、世界のビジネスシーンで活用されている「iWAM」メソッドの基礎の内容。「iWAM」に限らず人間関係を構築する上で重要なことが紹介されています。

    第2部「職場のやっかいな『この人』『あの人』にどう対応するか」では、「iWAM」を使った具体的な人間関係の構築方法が掲載されています。

    時には話を受け流し、また時には相手の話を真っ向から聞く。出しゃばり人間には「お先にどうぞ戦略」、猪突猛進人間には「目標共有戦略」など、やっかいな人の「言葉」の使い方から対応方法を割り出します。




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