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  • 松居大悟、初の小説で描いたのは“家族” 『またね家族』2020年5月下旬刊行予定

    2019年12月20日
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    ほんのひきだし編集部
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    劇団ゴジゲン主宰、脚本家・映画監督・俳優として活躍する松居大悟さんが、このたび小説家デビューすることが明らかになりました。

    初小説のタイトルは『またね家族』。講談社より、2020年5月下旬に発売予定です。

    『またね家族』では、家族、とりわけこれまで語られてこなかった父親とのえもいわれぬ関係を、大胆でありながら壊れそうなほど繊細に描いているそう。

    “小説”だからこそ書けた作品であることが、松井さんのコメントから伝わってきます。

    「小説書いてみませんか」という話は前からあったのですが、集団で作っていた自分にとっては1人で作るのが怖くて。書いても言い訳をしてはすぐに諦めて。曖昧に逃げ続けてきましたが、講談社の小泉さんは何年も待ち続けてくれました。
    色んな人との別れを経て今年、少しだけ人に疲れて、ひとりで小説を書いていました。
    書いてもうまくいかなかったのは覚悟の問題で、孤独に腹を括った執筆期間は、ひたすら頭の中で考えて考えて考える、寂しいけど新しくて面白い作業でした。
    今まで自分の作品で、真っ向から家族を描いたものはありません。距離があまりにも近すぎて、家族を俯瞰できないから。ましてや今まで携わってきた映像や演劇は総合芸術で、チームでイメージを共有する必要がある。それが僕は、家族においてはできませんでした。自分と編集者、という関係性のみで完結する小説なら、家族のことを描けるのかもしれないと思ったのです。
    家族のことなんて、恥ずかしい。でも何より、自分らしいなんて言葉じゃ足りないぐらい、自分の作品だと思います。初めての小説です。
    家族と過ごした全ての人に読んでいただきたいです。よろしくお願いします。

    ――松居大悟

    担当編集コメント
    「家族のことを書きたい」――松居さんから生まれたテーマは、数年の歳月を経ていよいよ2020年、一冊の小説になります。
    家族の「死」を描きながらも、重さと軽さ、切なさとユーモア―― 物語の中にたくさんの相対するものが共存している不思議な読み心地。感動? いえいえ、それ以上です。
    この小説は間違いなく傑作。松居さんにしか描けない物語です。
    遠くない未来、「家族」との永遠の別れがくる前に、ぜひ読んでほしいです。

    講談社 文芸第三出版部 小泉直子

    『またね家族』
    父の余命は3ヵ月。何者にもなれなかった僕は――
    あなたの息子には、なれたのでしょうか。

    小劇団を主宰する僕〈竹田武志〉のもとに、父から連絡があった。
    余命3ヵ月だという――。
    自意識が炸裂する僕と、うまくいかない「劇団」、かわっていく「恋人」、死に行く大嫌いな「父親」。周囲をとりまく環境が目まぐるしく変わる中……、僕は東京と福岡を行き来しながら、自分と「家族」を見つめなおしていく。不完全な家族が織りなす、歪だけど温かい家族のカタチ。

    四六版・上製/単行本/予価1,600円
    2020年5月下旬ごろ講談社より発売予定




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