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  • “苦くて哀しい読書だった”“感情が追いつかない” 「今年最も注目を集めた本」葉真中顕『Blue』に寄せられた読者の声

    2019年12月14日
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    日販 ほんのひきだし編集部 浅野
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    1年間で読書メーターに投稿された感想・レビューをもとに「今年最も注目を集めた10冊」を選出した「読書メーター OF THE YEAR 2019」。

    12月6日(金)にランキングが発表され、葉真中顕さんの『Blue』が第1位に輝きました。

    Blue
    著者:葉真中顕
    発売日:2019年04月
    発行所:光文社
    価格:1,870円(税込)
    ISBNコード:9784334912734

    平成が終わり、令和を迎えた2019年。“平成の時代そのもの”ともいえる主人公を描いた『Blue』は、そんな節目に読むのにふさわしい、まさに今読むべき一冊です。

    読書メーターにおける登録数も圧倒的で、たくさんの熱量あるレビューが寄せられていました。

    平成元年に生を受けた無戸籍児。ブルーと呼ばれた少年の生涯。『平成』という時代。その31年間の実際の事件や出来事を背景に散りばめ、犯罪に手を染めざるをえなかったブルーの哀しい物語。最後の言葉に涙がボタボタ。読み終えて感情が追いつかない。悪いのは誰だ。表紙のブルーの瞳は私たちに何を問う。目を逸らすな。魂を揺さぶられた一冊。

    (ユーザー名:えんちゃん)

    苦くて哀しい読書だった。帯に「殺人鬼」の文字。殺人鬼?違うよ、彼はただ愛を求めただけ。生きていてほしかった。次の時代を新たに生き直してほしかった。平成という一見平和な時代の、不気味な暗い裂け目に堕ちてしまった人たち。少しずつ歪んでいたけれど気づくことのなかった軋みが露呈した時代、幼い子どもたちは真っ先に被害者となる。ブルーを誰が責められよう。3人で花火を見た夜、人としての幸福をつかの間彼が感じていたならまだ救われる。平成を総括するようなこの1冊、私の中で『絶叫』を超えた。

    (ユーザー名:はにちゃん)

    現在『Blue』は、「読書メーター OF THE YEAR 2019」第1位の帯が巻かれて書店店頭に並んでいます。

    ひとたびページをめくれば、きっとあなたの過ごした“平成”にぐぐっと引き戻されるはず。著者の葉真中さんも本作について、「作中に登場する平成のさまざまなトピックから、読者が自分の『平成の物語』に想いを馳せることで初めて完成する作品です」とコメントしています。

    今年のうちに読破しておくことをおすすめします。

     

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    関連リンク

    読書メーター オブ・ザ・イヤー2019
    https://bookmeter.com/specials/bookmeter_of_the_year/2019




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