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相沢沙呼さんの小説『medium 霊媒探偵城塚翡翠』が、「このミステリーがすごい!」2020年国内編で第1位を獲得。「本格ミステリ・ベスト10」2020年版国内ランキング第1位、Apple Booksの「2019年ベストブック」にも選出されました。
相沢さんは、2009年に『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。2016年に発表した青春小説『小説の神様』が絶大な支持を受け、同作は実写映画化が決定しています。
『medium 霊媒探偵城塚翡翠』は、今年9月に発売された作品。数々の難事件を解決してきた推理作家が、霊視能力のある女性・城塚翡翠(じょうづか ひすい)と手を組み、一切の証拠を残さない“姿なき連続殺人鬼”に迫るという内容で、これまで「日常の謎」を多く扱ってきた相沢さんが初めて「殺人」に挑んだ本格ミステリ。
精緻なロジックで組み立てられた本作は、「すべてが伏線」「覆される快感を追究した作品」と、読書好きからの支持を集めています。
あらすじ
推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は、心に傷を負った女性、城塚翡翠と出逢う。彼女は霊媒であり、死者の言葉を伝えることができる。しかし、そこに証拠能力はなく、香月は霊視と論理の力を組み合わせながら、事件に立ち向かわなくてはならない。一方、巷では姿なき連続殺人鬼が人々を脅かしていた。一切の証拠を残さない殺人鬼を追い詰めることができるとすれば、それは翡翠の力のみ。だが、殺人鬼の魔手は密かに彼女へと迫っていた――。
相沢沙呼さんのコメント
作家になって、10年が経ちました。
苦悩や挫折ばかりでしたが、それでも作品を書き続けることができたのは、自分の作品を好きだと言ってくれる人たちがいてくれるからでした。
『medium 霊媒探偵城塚翡翠』は、この10年間が皆さんとともになければ、生まれなかった小説です。ベストに選んでくださって、ありがとうございます。