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12月6日(金)、書評サイト「読書メーター」から「読書メーター OF THE YEAR 2019」が発表されました。
これは雑誌「ダ・ヴィンチ」による年末の恒例特集「BOOK OF THE YEAR 2019」との連動企画で、2019年10月までの1年間で読書メーターに投稿された感想・レビューをもとに「今年最も注目を集めた10冊」を選出したもの。
書評サイトゆえ読書好きのユーザーが多く、“読んだ本”登録数やレビュー件数を集計しているので、従来の売上ランキングとは一味違う顔ぶれとなっています。
ランキングはこちら!
年間おすすめ本 総合ランキング
第1位『Blue』(葉真中顕/光文社)
第2位『14歳、明日の時間割』(鈴木るりか/小学館)
第3位『それしかないわけないでしょう』(ヨシタケシンスケ/白泉社)
第4位『予言の島』(澤村伊智 /KADOKAWA)
第5位『むかしむかしあるところに、死体がありました。』(青柳碧人/双葉社)
第6位『水曜日の手紙』(森沢明夫/KADOKAWA)
第7位『スイート・マイホーム』(神津凛子/講談社)
第8位『美しき愚かものたちのタブロー』(原田マハ/文藝春秋)
第9位『神さまを待っている』(畑野智美/文藝春秋)
第10位『検事の信義』(柚月裕子/KADOKAWA)
葉真中顕(はまなか・あき)さんの『Blue』は、平成が終わりに近づいた今年4月に刊行された作品。平成の始まりの日に生まれ、終わりの日に死んだ一人の男性“ブルー”をめぐる社会派クライムノベルです。
原田マハさんの直木賞候補作や、“中学生作家”として話題になった鈴木るりかさんの著書、ヨシタケシンスケさんの絵本などをおさえ、平成が終わり令和を迎えた2019年にふさわしい作品が第1位に輝きました。
著者・葉真中 顕さんのコメント
本作『Blue』の執筆は、本当に大変でした。精神も体力もギリギリまですり減らす想いで書いた作品です。それがこうして多くの読者に注目されたことを大変嬉しく思います。
私はこの作品を、平成を駆け抜けた一人の男、ブルーの物語であると同時に、平成という時代を生きたすべての人の物語のつもりで書きました。作中に登場する平成のさまざまなトピックから、読者が自分の「平成の物語」に想いを馳せることで初めて完成する作品です。
これを機会に、一人でも多くの人に読んでいただき、自分だけの『Blue』をつくりあげて欲しいと思います。
12月6日(金)発売の「ダ・ヴィンチ」2020年1月号には、「読書メーター OF THE YEAR 2019」総合トップ10作品を、読者のレビューとともに紹介。
また読書メーター内の特設ページには、「人気シリーズランキング」「その他 読み物ランキング」も公開されています。
〉読書メーター オブ・ザ・イヤー2019
https://bookmeter.com/specials/bookmeter_of_the_year/2019