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今年6月に亡くなった田辺聖子さんの代表作『ジョゼと虎と魚たち』が劇場アニメ化され、2020年に公開されることが決定しました。
『ジョゼと虎と魚たち』は、1984年に発表されたのち、2003年に妻夫木聡さん・池脇千鶴さん主演、犬童一心監督によって実写化され話題をさらった青春恋愛小説の名作。「ジョゼ」と名乗る、ちょっとひねくれているけれどたくましい女の子と、普通の男子大学生との純愛を描いた作品です。
アニメ映画化にあたっては、アニメーション制作をボンズ、監督を、アニメ「ノラガミ」シリーズ(監督)や「おおかみこどもの雨と雪」(助監督)を手がけたタムラコータローさんがつとめます。
タムラさんは、これがアニメ映画初監督作品。そのほか、映画「ストロボ・エッジ」の桑村さや香さん(脚本)、「妖狐×僕SS」の飯塚晴子さん(キャラクターデザイン・総作画監督)、loundrawさん(コンセプトデザイン)、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」などで音楽を担当したEvan Callさんが参加しています。
監督:タムラコータローさんのコメント
ようやく発表できました。田辺聖子さんの短編小説「ジョゼと虎と魚たち」が執筆されてかれこれ干支が三周しようとしてるわけですが、この作品にはどんなに時が経っても多くの人の心を捉えて離さない不思議な魅力があります。どこにでもありそうで、どこにもなかった物語。新しい時代を迎えた今だからこそ映像化を通して再度スポットライトが当てられれば幸いです。
田辺聖子事務所からのコメント
主人公のジョゼは、足の悪い、ちょっと世の中をナナメに見ている女の子。そのジョゼが、人を愛することによって、世界への扉を一つずつ開いていきます。扉を開ける前のすくむような気持ち、そして扉を開けたときの驚きと、あふれるような喜び。この作品をご覧になる皆様が、ジョゼの“冒険”を一緒に楽しんでくださいますように。原作者・田辺聖子もきっとそう望んでいると思います。
2020年ロードショー
STAFF
原作:田辺聖子『ジョゼと虎と魚たち』(角川文庫刊)
監督:タムラコータロー
脚本:桑村さや香
キャラクター原案:絵本奈央
キャラクターデザイン・総作画監督:飯塚晴子
コンセプトデザイン:loundraw (FLAT STUDIO)
音楽:Evan Call
アニメーション制作:ボンズ
配給:松竹/KADOKAWA
製作:『ジョゼと虎と魚たち』製作委員会
©2020 Seiko Tanabe/ KADOKAWA/ Josee Project (国内・海外・共通)
©2020 S.T/ K/ J.P(短縮版)
“ずっと、届かないと思ってた——。”
青春恋愛小説の金字塔が遂に劇場アニメ化!
その“恋”は、世界の輝きを教えてくれた——芥川賞作家・田辺聖子の名編で、2003年に妻夫木聡・池脇千鶴主演で実写映画化もされた『ジョゼと虎と魚たち』。長年にわたり愛され続ける名作小説が、アニメーション映画となってスクリーンに登場する。趣味の絵と本と想像の中で、自分の世界を生きる車椅子のジョゼ。自分の夢を追いかける、大学生の恒夫。ある晩、ジョゼは恒夫と出会い、意を決して彼とともに外の世界へ飛び出すことに決める──。瑞々しく真っすぐな純愛の中、誰かを通じて自分とお互いを知って前に進む姿を、楽しさと切なさ、痛みと喜びを交えて描き出す。
★キャラクター原案・絵本奈央さんによるコミカライズ決定! 2020年1月6日(月)発売の「ダ・ヴィンチ」2月号(KADOKAWA)より連載開始
★実写映画情報
「ジョゼと虎と魚たち」(2003)※PG12
DVD&Blu-ray&配信 好評リリース中
©2003「ジョゼと虎と魚たち」フィルムパートナーズ