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長野県にある大正15年創業の老舗ホテル「蓼科親湯温泉」にて、11月26日(火)、太宰治、高浜虚子、土屋文明、伊藤左千夫、斎藤茂吉ら10人の文人をイメージした客室「蓼科倶楽部」が完成することが発表されました。
(写真)伊藤左千夫などの掛け軸を施したアララギ派スイート
蓼科親湯温泉は、太宰治が新婚旅行で訪れるなど、明治・大正・昭和の歴史を彩る数々の文人に愛されてきた場所。創業100周年へ向け、昨年は個室レストランと3万冊の蔵書ラウンジ&バーが新設されました。
そして今年4月には、全客室をリニューアル。その際スイートルーム各室が、文人をイメージしたモダンクラシックなデザインに改装されました。
イメージした各10室の文人は、アララギ派、幸田文、高浜虚子、島木赤彦、土屋文明、伊藤左千夫、斎藤茂吉、太宰治、小堀杏奴、柳原白蓮。特に伊藤左千夫は、自然豊かな蓼科を気に入って明治42年に「蓼科山歌」10首をこの宿で詠み、以降蓼科で歌会が催されるようになるなど、当時まだ無名だった“地元の湯治場”蓼科親湯温泉を世に広めました。
11月26日(火)に各文人のポートレイトが客室に飾られることで、「蓼科倶楽部」が完成します。
▼太宰治をイメージしたスイート
▼伊藤左千夫のポートレイト
▼蔵書ラウンジ&バーには、全集のほか、出版された昭和初期の装丁そのままの貴重な本も。
蓼科親湯温泉
〒391-0301 長野県茅野市北山蓼科高原4035
https://www.tateshina-shinyu.com/
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