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  • ブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』が「Yahoo!ニュース|本屋大賞 ノンフィクション本大賞」を受賞

    2019年11月06日
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    ほんのひきだし編集部
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    11月6日(水)、「Yahoo!ニュース|本屋大賞 2019年ノンフィクション本大賞」の発表会が行なわれ、ブレイディみかこさんの著書『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』が大賞を受賞しました。

    ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
    著者:ブレイディみかこ
    発売日:2019年06月
    発行所:新潮社
    価格:1,485円(税込)
    ISBNコード:9784103526810

    優等生の「ぼく」が通い始めたのは、人種も貧富もごちゃまぜのイカした「元・底辺中学校」だった。ただでさえ思春期ってやつなのに、毎日が事件の連続だ。人種差別丸出しの美少年、ジェンダーに悩むサッカー小僧。時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり……。何が正しいのか。正しければ何でもいいのか。生きていくうえで本当に大切なことは何か。世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の息子と パンクな母ちゃんの著者は、ともに考え悩み乗り越えていく。連載中から熱狂的な感想が飛び交った、私的で普遍的な「親子の成長物語」。(新潮社公式サイトより)

    ブレイディみかこさんは、1965年生まれ、英国ブライトン在住の保育士・ライター・コラムニスト。

    音楽好きが高じてアルバイトと渡英を繰り返したのち、ロンドンでの数年間の日系企業勤務を経て保育士資格を取得。“底辺託児所”で働きながらライター活動を開始し、『子どもたちの階級闘争 ブロークン・ブリテンの無料託児所から』で2017年に新潮ドキュメント賞を受賞、同書は大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞の候補にもなりました。

    今回受賞した『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』は、市のランキングでトップを走る平和な名門小学校を卒業したのち、一転して、著者いわく“殺伐とした英国社会を反映したリアルな”「元・底辺中学校」へ進学した息子や友人たちの、中学生活最初の1年半を書いたもの。

    発売時から三浦しをんさん、西加奈子さん、中川李枝子さん、永作博美さんといった著名人のほか、全国の書店員からも熱い応援メッセージが寄せられていた作品です。

     

    ブレイディみかこさんからのコメント

    この本は、事件の真相を暴いたり、危険な場所に潜入したりするノンフィクションではありません。海外生活エッセイ、育児エッセイとして手に取る方も多いでしょう。
    しかし、「いま世界に何が起きているか」ということは、地べたの風景にこそ浸み出しています。
    「ミクロな生活とマクロな政治は直結している。その回路を繋ぎ直せ」というわたしのテーマは、
    ストレートな政治・社会時評を書いていた頃から少しも変わるものではありません。
    本作では間口をオープンにし、中高生から中高年まで読んでいただけるよう執筆上の冒険をしてみました。本のプロである書店員さんたちに認めていただけたのは、何よりの光栄です。 ありがとうございました。

     

    書店員さんからの推薦コメント

    「誰かの靴を履いてみること」
    この本は、凝縮するときっとそこに行き着くのだと思う。つまりは、他人の立場に立って物事を考えてみる、という意味なのであるが、実際やろうとしてもなかなか難しいものだ。
    でも、この本の著者と息子は、自身が差別されようとも、他人を思いやる心を忘れず、強く強く生きる。息子である「僕」はいつも、自分で誰かの靴を履くことを厭わない。どんな理不尽な目に遭おうとも。なんて、かっこいいんだろう。

    恥ずかしくなるぐらいに、学ぶべきことが多い一冊でした! この本をいつでも読めるいろいろな場所に置いて、できる限り多くの子どもたちに読んでほしいです。もちろん大人たちにも、読んだ子どもたちとたくさんお話が出来るように読んでもらいたいです。日々成長していく子どもたちに負けちゃあ“クール”じゃないですものね。こんなに「読んでほしい! 広めたい、この認識を!」と感じる親子の日常はなかなかありません。

    なお「Yahoo!ニュース|本屋大賞 ノンフィクション本大賞」は、良質なノンフィクションを広く伝え、世界で起きている事象への関心を喚起するとともに、すぐれた書き手に対して活動を支援する目的で創立された賞。

    今回ブレイディさんには副賞として、取材支援費100万円が贈呈されました。

    ノミネート作品はこちら
    ・『安楽死を遂げた日本人』(宮下洋一/小学館)
    ・『吃音 伝えられないもどかしさ』(近藤雄生/新潮社)
    ・『牙 アフリカゾウの「密猟組織」を追って』(三浦英之/小学館)
    ・『ストーカーとの七〇〇日戦争』(内澤旬子/文藝春秋)
    ・『東京貧困女子。彼女たちはなぜ躓いたのか』(中村淳彦/東洋経済新報社)
    ・『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(ブレイディみかこ/新潮社)

    ※作品名五十音順
    ※選考対象:2018年7月1日~2019年6月30日に日本語で出版されているノンフィクション作品全般(※海外作品の翻訳本は除く)

     

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