'); }else{ document.write(''); } //-->
近年人気が高まっているキャンプ。家族・友人とバーベキューや川遊びを楽しむおなじみのスタイルだけでなく、ソロキャンプやグランピングなど、今は楽しみ方がさまざまに広がっています。
キャンプ人気の背景にあるのは、都会の生活ではなかなか得られない「自然との触れ合い」「人とのつながり」「自分と向き合う時間」への欲求の高まりではないでしょうか。慌ただしい日々の中で、人間らしさや自分らしさを失わないために、人々は森を目指し、火を焚くのかもしれません。
そんなキャンプと「本」や「音楽」が融合した1泊2日のイベント「森の生活」が、今年11月、茨城県常総市の「水海道あすなろの里」で開催されることになりました。
「私の小屋の中には、三つの椅子がある。
ひとつは、ひとりで過ごすため
ひとつは、友と語らうため
ひとつは、みんなで集まる時のため」
これはアメリカ文学の古典として長く読み継がれている、H.D.ソロー『森の生活』の一節です。今回開催される「森の生活」では、この“三つの椅子”をコンセプトに、本・音楽・食を楽しむコンテンツが用意されています。
静かな森の中で、一人で、あるいは誰かと一緒にリラックスして過ごす時間は、日常では味わえない、特別なものになりそうです。
【本】
新しい本に出会う機会や、じっくり本を読む時間と場所をつくることを目的としたBOOKコンテンツです。
・本の持ち寄り交換会
・森の百冊絵本 by常総市図書館
・絵本の歌い聞かせ・ワークショップ
・夜ふかし読書会
・人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」分室
・トーク オムライスラヂオ連続公開収録「書物をめぐる冒険」
― 11月16日(土)15:00~「彼岸の図書館」/16:00~「本とともに暮らす」/17:00~「ローカルからユニバーサルへ」
【音楽】
シンガーソングライターの笹倉慎介さんによるアコースティックギターの生演奏が、夜と朝に行なわれます。
・“闇夜と火を囲む” 11月16日(土)19:00~
・“朝日が照らす森” 11月17日(日)8:00~
【食】
・アウトドア・バー … 大自然を堪能できるアウトドアバーで、種類豊富な飲料が提供されます。
・シェアスタイルバーベキュー … BBQ研究家の岩井慶太郎さんによる、新しいスタイルのバーベキューが楽しめます(参加チケットはPeatixにて販売中)。
※会場の「あすなろの里」には、このほかに釣り堀、ミニ動物園などもあります。
「森の生活」開催概要(※2019/10/31 更新しました)
・日時:2019年11月16日(土)11:00開始~ 17日(日)11:00終了
・会場:水海道あすなろの里(〒303-0045 茨城県常総市大塚戸町310)チケット情報(Peatixで販売中。価格はいずれも税込)
・入場券:1人3,000円
・宿泊チケット(テント券):3,000円/1区画
・宿泊チケット(ロッジ券):8,000円/1棟(5名まで)※満室※
・宿泊チケット(グランピングテント券):12,000円/1棟(2名分の価格、最大4名まで)チケットに含まれるもの
・各種コンテンツの利用(アウトドアバー、シェアスタイルバーベキューを除く)
・キャンプサイトの施設利用
・展望風呂(大浴場)の利用チケット購入特典
「森の生活」オリジナルトートバッグ(入場時のお渡し)https://life-in-the-woods-camp.peatix.com/
※販売期限:11月8日(金)21:00。コンビニ・ATMでの支払いは、11月7日(木)で締め切られます。
※日帰り利用(16日限定)の場合も、入場券の購入が必要です。
※グランピングテント券は2名分の料金です。人数を追加する場合、1名ごとに5,000円の追加券が必要です。
※現地での食事はチケットに含まれません。FOODコンテンツをご利用いただくか、各自でご用意ください。・主催:日本出版販売株式会社 YOURS BOOK STORE、株式会社Wonder Wanderers
「森の生活」公式サイト
https://life-in-the-woods-camp.com/
この「森の生活」は、公共施設を有効活用する手法として注目を集めている「トライアル・サウンディング」という仕組みを活用して運営されます。
「トライアル・サウンディング」とは、行政が所有している敷地について、最初から公募して貸付先を決めるのではなく、まずはトライアルとして民間事業者の提案を実施してもらい、両者フィードバックし合いながらパートナーシップを組むかどうか検討しようという試み。
「市民に親しまれてきた空間を、どんな企業が、どのように活用するのか」を、本格的に着手する前から知ることができるので、チャレンジングな試みにも門戸が開かれ、事業者だけでなく行政や市民にとってもメリットのある仕組みなのではないかと考えられています。
「森の生活」が実施される茨城県常総市は、この手法を全国で初めて採用した自治体。同市の事業者募集にブックディレクションブランド「YOURS BOOK STORE」(日本出版販売)が手を挙げ、今回の企画が実現しました。
YOURS BOOK STORE 染谷拓郎氏より
茨城県常総市は、私の出身地のとなり町。会場である「あすなろの里」は、林間学校で訪れた思い出の場所です。木々に囲まれた静かな森。少し歩けば、展望デッキから菅生沼が一望できる。林間学校から20年、改めてこの場所の魅力に気づきました。ふと、たくさんの人が、読書をしたり音楽を聴いたりとゆったりと過ごす姿が浮かびました。忙しい毎日から少し離れて、めいめいが自分の時間を楽しんでいる。
きっと、静かで、チャーミングな、いい時間が流れる2日間になると思います。ぜひ、「森の生活」にお越しください。