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2018年11月にグラフィックデザイナーの有村泰志さん(@15424578268)がツイートし、約6万RT・約21万いいねの大反響を呼んだアイデア「CMを挟むしおり」。
泣ける小説も、ためになるビジネス書も「いったんCMを挟む」ことでクスッと笑わされてしまう読書グッズが、このたび商品化されました。
CMを挟むしおりは、縦12.6cm×横3.5cmの文庫本サイズ。形や大きさはなじみのあるものですが、そこにはこんなフレーズから始まる文章がプリントされています。
「物語の途中ですが、ここで一旦CMです。」
たとえばこれを太宰治の『人間失格』に挟むと、こんな感じになるのです。
「お金が、ほしいな」
「……いくら位?」
「たくさん。……金の切れ目が、縁の切れ目、って、本当の事だよ」物語の途中ですが、ここで一旦CMです。
妻「あなた、今日はいいニュースと悪いニュースの2つあるの、どっちを先に聞きたい?」
夫「そうだな、やっぱり。いいニュースだな」
妻「あなたの車の、エアーバッグは正常に動作したわ」
私たちにお任せください。自動車保険のサニー損保このような時、自分の脳裡におのずから浮びあがって来るものは、あの中学時代に画いた竹一の所謂「お化け」の、数枚の自画像でした。……
夏休みの宿題のためにする読書も、普段の読書も、どんなシーンでも「本を開く」ことがもっとワクワクする体験になるはず。
あなたのおすすめの文庫に挟んで友達にプレゼントすれば、楽しいサプライズになりそう。「しおりを重ねることで物語の意味が変わる小説」なんかもあったら面白いなあ……と想像が膨らみます。
「CMを挟むしおり」は、現在ヴィレッジヴァンガードオンラインストアで予約受付中。商品発送は8月上旬予定です。
なお考案者の有村泰志さんはほかにも、ほとんど内容言っちゃってるじゃん!とツッコみたくなる「タイトルの長い小説」や、想像をかきたてられる「行間を読む小説」など、さまざまなアイデアをTwitterに投稿しています。