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昨年末から、あるアニメ映画が巷で話題です。それは「ガールズ&パンツァー 劇場版」。昨年11月の公開以降2016年2月現在も公開館数を拡大し続け、興行収入はついに10億円を突破しました。
舞台である茨城県大洗町が「聖地巡礼」するファンでにぎわったり、コラボレーションした自衛隊の教養DVD「よくわかる!陸上自衛隊」がオリコンDVD週間総合ランキング(2013年5月27日付)で第1位に輝いたりと、以前から何かと話題だった「ガールズ&パンツァー」ですが、映画の公開をきっかけにさらにファンが拡大しているようです。さらに大洗町が2015年12月にふるさと納税の返礼品としてガルパングッズなど200品超を追加し、その効果で12月の1か月だけで寄付金が1億6,000万円も集まったというニュースもありました。
〉「ガールズ&パンツァー」公式サイト
http://girls-und-panzer.jp/
そんなガルパン及び劇場版の魅力をたっぷり解説した雑誌「ガルパンFebri」が1月25日(月)、全国の書店で発売されました。
劇場版スタッフやキャスト総勢68名によるインタビューや用語集、さらにプロレスラーの蝶野正洋さんをはじめとしたガルパンファンによる「俺のガルパン愛を聞け!」など、約160ページに「これでもか!」というくらいガルパン愛が詰まっています。中でも「ガルパンで学ぶWWⅡの戦車たち」という特集では、劇中に登場する戦車が史実ではどのような経緯で開発、投入されてきたのかが解説されています。私のような戦車初心者も基礎からしっかり戦車を学べる、非常にありがたい内容です。このボリュームで税込1,200円は安すぎる!
「ガルパンFebri」は発売直後から飛ぶように売れ、書店店頭でも品切れ状態が続いておりました。しかしこのたび2月中旬頃の重版が決定! そのほかの関連本も映画のヒットにあわせて売上が伸びているため、続々と重版が決定しております。
ちなみに冒頭でも触れたように、ガルパンでは茨城県大洗町の町並みが忠実に再現されているのですが、「ガルパンFebri」の巻末には劇場版のガイドマップもついています。巡礼がまだの方はもちろん、劇場版をご覧になった方も入手必至です。
※出来日はすべて2月中旬
そもそも「ガールズ&パンツァー」(以下、ガルパン)は、2012年10月から2013年3月にかけて放送された深夜アニメです。ざっくり言うと【華道や茶道と同じように「戦車道」が乙女のたしなみとされていれる世界で、女子高生たちが戦車を操ってライバルと戦いを繰り広げる】という内容です。
しかし、これほどまでにガルパン人気が広がっている理由は一体何なのでしょうか?
実は私もつい最近ハマった新参者。戦車戦の迫力に一発で心を掴まれ、「こんなにあるの!?」と驚くほどの数の戦車と、臨場感ある砲撃音にワクワクしっぱなしです。しかしなんといっても、「戦車」が題材でありながら誰も傷つかないところがいい(傷ついたとしても、せいぜいがメガネが割れる程度)。作中の「That’s 戦車道。これは戦争ではない。」というセリフの通り、戦車道はあくまで野球やサッカーと同じ部活なんですね。
今はまだ「よくある萌えアニメじゃないの?」と思っているあなた。ぜひ一度ガルパンを観て「THE・スポ根」の熱さを感じてみてください。美少女が大勢登場するとはいえ、チームで努力を重ねて勝利を目指すという王道少年漫画にも通じるストーリーがガルパンの根底にはあるのです。
このように人気を拡大しているガルパンですが、2月20日(土)からはファン待望の4DX®上映が決定しています。すでに劇場版をご覧になった方は「ガルパンFebri」を読んでもう一度、まだご覧になってない方は、劇場版を観てから「ガルパンFebri」を読み、そしてもう一度見に行くことをおすすめします。
いずれにせよご覧になれば、皆必ずこう言うことでしょう。
「ガルパンはいいぞ」