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  • マンガで学ぶ“猫の本音”が話題!卵山玉子×今泉忠明の強力タッグが贈る『ねこほん 猫のほんねがわかる本』

    2019年08月01日
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    日販 ほんのひきだし編集部 川下
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    今年4月に発売された、マンガを通して猫の気持ちを学べる『ねこほん 猫のほんねがわかる本』。

    『うちの猫がまた変なことしてる。』で人気のマンガ家・卵山玉子さんと、『ざんねんないきもの事典』で知られる動物学者・今泉忠明さんがタッグを組んだ一冊です。

    2匹の猫と暮らす夫婦の日々をユーモアたっぷりに描きながら、「猫についての100のギモン」をQ&A方式で解明する本書は、幅広い情報が網羅されているのが特徴。最新研究に基づいた知識も収録されており、累計7万5千部を突破しています。

    本書について、編集を担当した西東社の植村さんと、営業局の柳井さんにくわしくお話をうかがいました。

    ねこほん
    著者:卵山玉子 今泉忠明
    発売日:2019年05月
    発行所:西東社
    価格:1,188円(税込)
    ISBNコード:9784791628117

     

    今回取材にご協力いただいた方

    (左から)
    西東社
    営業局 営業1部 係長 柳井壯一さん
    編集部 植村百合さん

     

    卵山玉子さんが描く絶妙な「猫あるある」

    ――まずは、本書を作ったきっかけを教えてください。

    植村 私がもともと卵山さんの『うちの猫がまた変なことしてる。』のファンだったことが発端です。

    このシリーズでは卵山さんが実際に飼っている猫のエピソードがマンガ化されていて、そのエピソードがいちいちおもしろいんです。私も猫を飼っているのですが、「猫あるある」がすごく絶妙で、猫の変な行動が細やかに描かれています。

    そこで、卵山さんが描く猫のへんてこなエピソードに動物学的見地から解説を付けたらおもしろい本になるのではないかと思い、今泉忠明先生と、そのお弟子さんである富田園子さんにもご協力いただいて実現した、という経緯です。

    ▼猫の表情も絶妙!(本書p.12より)

    ――私は猫を飼っていないのですが、「猫ってこんな行動をするんだ!」という驚きがあって楽しめましたし、それを科学的に解明しているところがとても興味深かったです。なんといっても、卵山さんの描く猫は躍動感にあふれていますよね。

    植村 卵山さんの絵はシンプルでありながら、猫のしぐさや動き、ポーズがすみずみまで再現されていて、猫がのどをならす音などオノマトペも迫真です。思わず「そうそう、これこれ!」と膝を打つほどに猫の特徴をとらえています。

     

    素朴な疑問への回答から、驚きの最新情報まで網羅

    ――本書は全5章に分かれており、飼育に役立つ知識から、猫に関する最新情報まで掲載されていますね。

    1章 猫には猫のりゆうがある
    どうして猫は箱やカゴに入りたがるの? ミカンのにおいを嫌うのはなぜ? ほか
    2章 かわいいのは生まれつき
    ふとんや人の体をモミモミするのはなぜ? 猫への愛がつのりすぎて怖いです ほか
    3章 猫どうしはちょっとフクザツ
    どうしておしりを嗅ぎたがるの? ウンチを隠そうともしないのはズボラだから? ほか
    4章 嫌がらせしたいわけじゃない
    掃除したばかりの猫砂にオシッコ! トイレ以外で排泄するのは何かの抗議行動? ほか
    5章 猫ってだけでひとくくりにしないで
    人懐こい猫とビビリな猫。性格はどうやって決まる? 猫にも利き手ってあるの? ほか

    植村 読んだときに発見の多い本にしたいなというのがありました。新しい知識も既存の知識もわかりやすく説明をする、という部分に心を砕いたので、実際に役立つ知識がいっぱい載っていると思います。

    飼っていない人にも楽しんでもらうために「100問100答」の問いの選出も工夫しました。「なぜ猫はこんな行動をするの?」というものだけでなく、「なぜ私たちは猫のとりこになるのか?」という疑問に答える設問も入れています。

    ――猫に詳しくない身としては、初めて知る情報ばかりでした。例えば「横になっておなかを見せる」という行為は、猫にとっては「反撃の姿勢」なんですね。逆に「頭突き」は「親愛の気持ちを表す挨拶の一種である」というのが驚きでした。

    植村 猫と人間って全然ちがうんですよね。犬と人間はわりかし近い所があって、パートナー的な絆を築けるということがあるんです。どちらも社会的な動物なので。

    一方で猫は人間とは根本的に行動原理が違うのですが、だからこそ魅力的なんです。ミステリアスだからこそ「知りたい」と思わせてくれるんだと思います。

    ▼「横になっておなかを見せるのは降参ってこと?」(本書p.60~p.61より ※クリックで拡大されます)

     

    読み物としてのおもしろさと実用性、両面を兼ね備えている一冊

    ――読者や書店さんからの反応はいかがですか?

    柳井 買っていただいた方からは、あるあるだけではなくその理由が科学的に解説されているため、とても読み応えがあるという感想をいただいています。読み物としてのおもしろさと実用性、その両面を感じてくださる方が多いようです。

    ――卵山先生のユーモアあふれるマンガと、今泉先生・富田さんによる丁寧な解説を一冊で楽しめるのが、本書の贅沢なポイントですよね。

    柳井 卵山先生、富田さんはもちろん猫好きですが、今泉先生もすべての動物のなかでとくに猫が好きなのだそうです。「猫愛」にあふれた一冊なので、猫好きの人への贈り物にぴったりだと思います。

    植村 猫ブームと言われて久しい今、猫に関する本は色々と刊行されていますけれども、最新研究に基づく知識が盛り込まれているのが本書の特徴なので、猫に詳しい方でも「これは知らなかった!」という知識に出合えると思います。

    例えば「飼い主が変装したら猫は見分けられないの?」という項目では、猫は人を顔ではなく主にシルエットで見分けていることを説明し、猫は人の顔の詳細を覚えることが苦手だという研究結果をご紹介しています。猫は動体視力はすごくいいんですが、静止画像を見分けるのは苦手なんです。

    ▼「飼い主が変装したら猫は見分けられないの?」(本書p.30~p.31より ※クリックで拡大されます)

     

    「知れば知るほど猫最高!」すべての猫好きに読んでもらいたい

    ――読者を広げるためにどんな取り組みをしていますか?

    柳井 初回限定の購入特典としてつけたウォールステッカーは、読者から大変よろこばれました。また店頭で視覚的にアピールできるように、POPやポスター、小冊子を作ったのですが、書店さんから「かわいい」と好評です。

    ――卵山さんのイラストによるPOPやポスターが、書店店頭での目印ですね。

    ▼未来屋書店各務原店での店頭展開の様子

    ――最後に、この記事をご覧になっている方にメッセージをお願いします。

    柳井 猫を飼うつもりがなくても、猫が好きな方なら絶対に楽しめると思います。帰り道や公園で猫を見かけたら思わず声をかけてしまう方など、心当たりのある方はぜひ手に取ってほしいです。

    植村 人間と根本的に違うところが猫の魅力ですし、そこを「わからないから知りたい」と思う探究心が人間の魅力なんじゃないかと思っています。この本で、知る、わかる楽しさを存分に味わっていただきたいです。

    本書は卵山さんにマンガを執筆していただき、富田さんが原稿を執筆されたんですが、卵山さんが富田さんの原稿を読んですごく感動なさっていたんですね。やっぱり猫ってひたすら猫で、変な生き物で、そんな生き物と一緒に暮らしているのって不思議だなあ、と。

    そして最終的に「知れば知るほど猫最高!」という感想をいただきまして、この卵山さんの一言をPOPにも使わせていただきました。読者の方も人間と猫の違いというところを楽しんでいただいて、「知れば知るほど猫最高!」と思っていただけたらいいなと思っております。

    ▼卵山玉子さんによるPOP

    ねこほん
    著者:卵山玉子 今泉忠明
    発売日:2019年05月
    発行所:西東社
    価格:1,188円(税込)
    ISBNコード:9784791628117




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