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大人気「ざんねんないきもの事典」シリーズ最新刊『おもしろい!進化のふしぎ もっとざんねんないきもの事典』が、6月27日(木)に発売されました。第4弾の発売によりシリーズ累計部数は300万部を突破し、トリプルミリオンを達成します。
第4弾『もっとざんねんないきもの事典』でも思わずツッコみたくなる、生き物たちのちょっとざんねんな進化の結果をご紹介します。
本作では「デンキウナギは自分も感電してしまう」や「パンダは木に登るのはうまいが、おりられない」など、「“すごい”がゆえに“ざんねん”ないきもの」を紹介する章を新しく追加! さらにパワーアップしてお届けします。
ワオキツネザルの1日は太陽をおがまないと始まらない
ワオキツネザルは、体温調節がとても苦手。体が温まらないと動けないため、かれらは朝がくると、すぐに日当たりのよい場所に集まって太陽をおがみます。
静かに目を閉じて両腕を広げる姿は、すべてを受け入れんとする慈愛のポーズ……に見えなくもありませんが、実際は、胸やおなかに血管が多く集まっているため、早く体をあたためるのに都合がいいだけなのです。
プレーリードッグは家族が増えるとお父さんが追い出される
草原の地下に巨大な巣穴をほるプレーリードッグ一家。家族はだいたい8匹ほどで、その中にいるオスは父親1匹だけ。メスの子どもはずっと同じ巣穴でくらせますが、オスはおとなになると、自分の家族をつくるために、巣穴から出なければなりません。
さらに、一家の大黒柱であるはずの父親ですら、巣穴でくらせるのは子づくりのときだけ。子づくりの時期が終わったら、まっ先に家を出るのが定めなのです。
ほかにも……
・カラスは頭がいいのに、やることはバカ
・アマガエルは目をつぶらないと食べ物がのみこめない
・タンチョウの赤い頭はハゲ
・アルマジロはおしっこのにおいにまみれないと安心できない
・カブトムシはモンシロチョウより飛ぶのがおそい
……などなど100以上のざんねんネタが新たに登場します。
そんな『ざんねんないきもの事典』ができあがるまで、どんな流れになっているのでしょう? 今回は製作過程を、ちょっとだけご紹介します!
『もっとざんねんないきもの事典』の中から、「マツボックリはリスに食べられてエビフライみたいになる」というネタができるまでをご紹介します。
そうしてできあがったのが、このページです。
いくつもの工程を経て作られている『もっとざんねんないきもの事典』。選りすぐりのネタを、ぜひ楽しんでください!
たくさんの子どもたちが「本を読む」キッカケが作れたことを、とてもうれしく思っています。進化というのは退化と常に隣り合わせです。「すごいところ」ができたら、そのかげで「ちょっとざんねんなところ」ができるもので、「ざんねんないきもの事典」シリーズは、そこに光を当てたシリーズです。
どこにも“完璧な生き物”はいません。すごいだけでなく、ちょっとざんねんだからこそ、親近感を持って楽しく読める。頑張らなくてもいいんだと安心できる。そんな風に思います。第4弾ではこれからの行楽シーズン、海や山、動物園や水族館に「ざんねん」で知った知識を実際に見に行ってみてはいかがですか?
昨年夏に放映されたNHK Eテレによるショートアニメ「ざんねんないきもの事典」が、この夏も帰ってきます。
監督は、2018年に話題をよんだアニメ「ポプテピピック」のシリーズディレクターなどを手がけた青木純さんが担当。大人も笑ってしまうシュールな会話劇や、子どもたちが大好きな可愛い“いきもの”が登場します。
そして “一度聴いたら耳から離れない“思わず口ずさんでしまうカワイイ歌がたっぷり!声の出演は、話題を呼んだ玄田哲章さんと日髙のり子さんが続投します。放送は7月29日(月)より開始します。
また、6月22日(土)よりイオンモールとのコラボイベント「歩いて発見! QRラリー」が全国のイオンモールとモール内書店にて開催中!(一部店舗を除く) 館内を歩きながら、4か所に隠れた「ざんねんないきもの」を探すと、ざんねんないきもの事典オリジナル壁紙をGETできます。
さらに、6月29日(土)からは狭山市立博物館の夏期企画展「ざんねんな昆虫展~おもしろい!生き物の多様性~」が開催、8月には宇都宮東武にて移動動物園が開催と、イベントも盛りだくさん! この夏も“ざんねんな”夏をお楽しみください。
アニメ・各イベントなどの詳細や、シリーズの最新情報は特設サイトで随時発信中です。ぜひあわせてご覧ください。