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  • すべての「好き」を肯定する「恋の絵本」シリーズが創刊 第一弾は桜庭一樹・辻村深月の直木賞作家2人が絵本に初挑戦!

    2019年06月09日
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    ほんのひきだし編集部
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    同じクラスの男の子、一緒に遊んでいる女の子、いつもやさしい先生……いろんな相手にいろんな「好き」という感情がありました。小さいころに感じた「好き」という感情は、大人から見れば「おままごと」と思われがち。だけど本当は、その恋を否定する権利は誰にもありません。

    好きな人がいても、いなくても。恋が成就しても、しなくても。子どもたちの「好き」という気持ちを、全力で肯定する絵本シリーズが創刊されました。

     

    第一弾は直木賞作家による2冊!

    「恋の絵本」シリーズは「anan」「週刊新潮」で作家インタビューや書評を担当し、TBS系テレビ番組「王様のブランチ」のブックコーナーでブレーンを務めている名ライター瀧井朝世さんが全面監修しています。

    記念すべき第一弾は桜庭一樹さん・嶽まいこさんの『すきなひと』と、辻村深月さん・今日マチ子さんの『すきっていわなきゃだめ?』の2作品。直木賞作家であるお二人と、漫画やイラストで著名なお二人という豪華なメンバーが絵本に初挑戦しました。

    すきっていわなきゃだめ?
    著者:辻村深月 今日マチ子 瀧井朝世
    発売日:2019年05月
    発行所:岩崎書店
    価格:1,650円(税込)
    ISBNコード:9784265022427
    すきなひと
    著者:桜庭一樹 嶽まいこ 瀧井朝世
    発売日:2019年05月
    発行所:岩崎書店
    価格:1,650円(税込)
    ISBNコード:9784265022410

    意外なことに、桜庭一樹さんも辻村深月さんも恋愛は得意分野ではないとのこと。「だからこそ書けるものがあるのでは」と、わずか数百字の絵本にそれぞれの恋を表現しています。恋が苦手な人にこそ手に取ってほしい「恋の絵本」シリーズは以下のラインアップになっています。

    ①『すきなひと』 桜庭一樹・作/嶽まいこ・絵/瀧井朝世・編 2019年5月刊
    ②『すきっていわなきゃだめ?』 辻村深月・作/今日マチ子・絵/瀧井朝世・編 2019年5月刊
    ③『まっくろいたちのレストラン』 島本理生・作/平岡 瞳・絵/瀧井朝世・編 2020年刊行予定
    ④『こはるとちはる』 白石一文・作/北澤平祐・絵/瀧井朝世・編 2020年刊行予定
    ⑤『タイトル未定』 村田沙耶香・作/米増由香・絵/瀧井朝世・編 2020年刊行予定

     

    桜庭一樹と辻村深月が選ぶ! 「#私の恋キャンペーン」開催中!(~6/30まで)

    現在「恋の絵本」シリーズ刊行を記念して「#私の恋キャンペーン」が開催されています。審査員に桜庭一樹さんと辻村深月さんを迎え、優れた作品には「サイン本」と「特製クオカード」が贈られます。

    2冊の絵本にまつわる10のキーワードから、とっておきの恋(エッセイ・詩・川柳・短歌・写真・イラスト・漫画など表現方法は自由!)を大募集。

    岩崎書店Twitterか、恋の絵本Instagramをフォローの上、ハッシュタグ #恋の絵本#私の恋キャンペーン#○○(選んだキーワード)をつけて投稿してください。

    詳しくは岩崎書店「恋の絵本」公式特設ページをご覧ください。

    最後に編者の瀧井朝世さんから、「恋の絵本」シリーズの読者のみなさまへのメッセージをご紹介します。

    小さい頃、わたしのまわりには、たくさんの「お姫様が王子様と結婚してめでたしめでたし」という物語がありました。それは遠回しに、女の子は男の子に守られるものだ、富と地位を手に入れることが幸せとなのだ、という価値観を植え付けるものであったのではないかな、という気がしています。

    一方、幼稚園や小学校では、「みんな好きな人がいて当然である」「好きな人がいるなんてなんだか恥ずかしい」という、矛盾した空気がありました。

    だから私は、「好き」をめぐる悩みや疑問があっても、誰にも打ち明けられませんでした。

    そんな時に、自分の気持ちに寄り添ってくれ、自分を肯定する一助になってくれるもの――たとえば絵本――があったらよかったな、と今では思うのです。

    恋愛を描いた名作絵本はこれまでにもあります。ただ、恋愛観や結婚観、ジェンダー観が変わりつつある今の世の中で、「好き」という素朴な感情を肯定しつつ、現代の感覚に響く恋の絵本があってもよいのではないか。そんな思いから、このシリーズは生まれました。

    この人ならそんな話を書いてくれると信頼する作家陣、作家の世界観を豊かなイマジネーションで可視化してくれると確信する画家陣が、参加を表明してくれました。子どもたちの気持ちの傍らにいてくれるものであると同時に、大人にとっても、今も心の中にある痛みや切なさに響くもの、慰めや励まし、ときめきにつながるものが出来上がったと自負しています。ぜひ、ページをめくってみてください。

    大人から子どもまで、そして大人になった自分からあの頃の自分へ送りたい、そんな「好き」に寄り添う「恋の絵本」を読んでみてください。




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