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「東海オンエア」とは、体を張ったネタ動画やドッキリ動画などを特徴とした、愛知県岡崎市に拠点を置く6人組の人気動画クリエイター。いま、そんな彼らの「概要欄本」が話題となっています。
これは、「東海オンエア」メンバーの虫眼鏡さんによって書かれた「動画の概要欄」をまとめたもの。
昨年、第1弾『東海オンエアの動画が6.4倍楽しくなる本 虫眼鏡の概要欄』が発売され、今年6月4日(むしの日)に、第2弾『続・東海オンエアの動画が6.4倍楽しくなる本 虫眼鏡の概要欄 平成ノスタルジー編』が発売されました。
実際にどんなことが書かれているのか、今回は第2弾のなかからひとつ紹介します。
こちらは「【空ピカソ】人間を宙吊りにしてお絵描きしたらまさかの名作誕生?」というタイトルの動画。人を実際に宙吊り状態にして絵を描いてもらう企画(!)です。概要欄には、この動画のタイトルが決まるまでの経緯が書かれています。
動画の再生数はタイトルとサムネイルでほぼ決まると言っていいくらい、重要なファクターです。この動画も、「人間クレーンゲーム」という言葉をタイトルに使いたかったのですが、人間がクレーンなのか、クレーンゲームの景品が人間なのかよくわかんないかもなぁと思い、泣く泣く諦めました。
【】の中も、最初は【空中浮遊】だったのですが、もしかしたらインパクト弱いかもなぁ、もしかしたら本当に空中を浮遊していると勘違いしてしまう人がいるかもなぁと感じてしまったので保留になりました。
次の候補は【天使のお絵描き】でした。非常に気に入ったのですが、やや文字数が多く落選となりました。
そして最後に【空ピカソ】が、サムネイルとの相性を評価され、見事採用と相成りました。
いや一番わかりにくいじゃねえか。ちなみに【天使のお絵描き】と【空ピカソ】は夕闇の小柳くんが考えました。僕は悪くないと思います。
(本書p36〜p37より)
元教員という異色の肩書きの虫眼鏡さんの概要欄は、どこか知的な雰囲気が漂っているのが特徴。冷静なツッコミに思わず笑ってしまいます。
本書には、厳選された概要欄に加え、異なる4つのテーマの短編エッセイ、「税金のお話」「睡眠のお話」「女子高生のスカートの丈のお話」「平成のお話」を収録。どのエッセイからも、虫眼鏡さんの文才を感じます。
本書をきっかけに、東海オンエアの「概要欄」に注目してみてはいかがでしょうか。