'); }else{ document.write(''); } //-->
4月から放送がスタートしている2019年春アニメ。今クールもコミックを原作とした作品が大盛況で、約30にものぼるタイトルが放送中です。その中に「一言もセリフがない」という一風変わった作品があるのをご存じでしょうか?
その“サイレント漫画”のタイトルは『女子かう生(じょしかうせい)』。今クールから新設されたTOKYO MXの深夜アニメ枠「ふたばにめ!」にて放送中の作品で、その不思議な世界観が話題を呼んでいます。
今回『女子かう生』に加えて、同じく「ふたばにめ!」枠でアニメ放送中の『ノブナガ先生の幼な妻』『超可動ガール1/6』について、まとめてご紹介します!
『女子かう生』は、女子高生3人を主人公にした日常系コメディ漫画。ちょっとオバカなギャル系女子高生もも子、クール系まじめメガネのしぶ美、癒し系のちびっ子まゆみによる楽しい学園生活が描かれます。
本作の特徴は、作中にキャラクターのセリフが一切ないこと。
漫画といえばおなじみの「フキダシ」を使ったセリフがなく、基本的に「絵」と「擬音」だけで描かれています。登場人物たちの名前も口にされることがなく、スマホの画面や名簿、表札などの背景ではじめてわかる徹底ぶりです。
仲良し3人組が作中でどんな会話を交わしているのかはまったくわかりません。しかし、友だちと過ごす、かけがえのない高校生活の空気感がストレートに伝わってきます。漫画表現の新しい可能性を感じる作品です。
そんな“サイレント漫画”が、今回まさかのアニメ化! しかも、セリフは一切ないのに、それぞれのキャラクターを人気声優たちが担当するという贅沢なキャスティングです。
アニメでは、声優たちはセリフを声に出す代わりに、息遣いだけで演技をしています。ぜひ放送で声優たちによるハイレベルな演技をご確認ください。
なお、『女子かう生』の単行本は現在第8巻まで発売中です。
『ノブナガ先生の幼な妻』は、ギャルゲーが大好きな中学教師・信永(のぶなが)と戦国時代からタイムスリップしてきた少女・帰蝶を中心としたラブコメディ。
現代でも織田信長の正妻として知られている帰蝶。まさに信長に嫁ごうと故郷から移動している最中にタイムスリップしたらしく、帰蝶は信永のことを織田信長だと勘違い。戦国武将の妻として、ぐいぐい「子作りしよう」と信永に迫ってきます。
まさに夢見ていたギャルゲー的なご褒美展開が到来!! のはずなのに、まだ帰蝶が14歳なので手をだしたら一発アウトというおあずけ状態に。そんな信永の苦悩がコミカルに描かれます。
なお、『ノブナガ先生の幼な妻』の単行本は、現在第4巻まで発売中です。
ちなみに、第1巻表紙には「さあ 子づくりを始めましょう!」というかなりインパクトのあるセリフが踊っていますが、第2巻以降も書店のレジに持っていくのが躊躇われるようなセリフが表紙を飾っています(笑)。ぜひご確認ください。
『超可動ガール1/6』は、オタクの青年・春人となぜか突然動き出した美少女フィギュア・ノーナによる、奇妙な夫婦生活を描くラブコメディ。
次々と登場する小さくてかわいい美少女キャラとの、ちょっとエッチでドタバタな日常が魅力の本作。フィギュアだけでなく、RPG、格闘ゲームなどのオタクネタも満載で、誰でも気軽に楽しめる作品です。
なお、単行本は全4巻で発売されており、現在「月刊アクション」(双葉社)にて続編『超可動ガールズ』が連載中です。
***
以上、「ふたばにめ!」枠で放送中のアニメ3作品の原作コミックをご紹介しました。ぜひアニメと単行本の両方をお楽しみください!
■TOKYO MX:毎週月曜日 24:00~
■AT-X:毎週土曜日 23:00~
■BSフジ:毎週火曜日 24:00~