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4月から2019年春クールのTVアニメがスタート。今クールもたくさんのコミックがアニメ化されており、その数は約30タイトルにものぼります。
2019年冬アニメでは、「約束のネバーランド」「五等分の花嫁」などが人気を集め、原作も大きく売上を伸ばしました。原作コミックはアニメの人気が高いほどよく売れるので、「原作コミックの売上を見れば、どのアニメ作品に人気があるのかわかる」といえるでしょう。
そこで今回、放送中の2019年春アニメの原作コミックの売上を調査し、上位5作品を発表します!
通常はアニメ放送開始月1か月分の売上データをもとにランキングを発表していますが、今回は【速報版】として、3週間分(4月1日~21日)の売上でランキングを作ってみました。
番組選びの参考になれば幸いです。
※第2期以降・続編のタイトルは除きます。
※「漫画原作のアニメ」には、小説などのコミカライズを含みます。
※売上の調査には、「日販 オープンネットワークWIN」のデータを使用しています。
※放送開始月1か月分の売上をもとにしたランキングは、5月にあらためて公開予定です。
舞台は、大正日本。炭を売る心優しき少年・炭治郎の日常は、家族を鬼に皆殺しにされたことで一変した。 唯一生き残ったが凶暴な鬼に変異した妹・禰豆子を元に戻す為、また家族を殺した鬼を討つ為、2人は旅立つ。鬼才が贈る、血風剣戟冒険譚!
(「週刊少年ジャンプ」公式サイト『鬼滅の刃』より)
第1位は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載中の和風ダークファンタジー『鬼滅の刃』となりました!
「全国書店員が選んだおすすめコミック2017」で第14位、「俺マンガ大賞2017」で第9位を獲得した期待作は、第2位以下を大きく引き離し、圧倒的な売上を記録しています。「鬼滅の刃」は、春クールにおける覇権アニメの最有力候補といっても過言ではないでしょう。
アニメでは、ufotable制作による美しい風景や緊迫感あるバトルシーン、豪華声優陣による熱のこもった演技が話題に。「神作画すぎる!」「第1話から泣けた」と高い評価を集めています。
事故死したはずの青年が、なんと赤ん坊として異世界に転生!? そして「賢者」と呼ばれる男に拾われ、「シン」と名付けられる。賢者のもとで魔法を教わり、すくすくと成長するシンだったが、彼には一つ致命的な問題が…!?
(ヤングエースUP『賢者の孫』より)
第2位は『賢者の孫』。小説投稿サイト「小説家になろう」で連載された人気ライトノベルのコミカライズ作品です。
20代のサラリーマンが現世で交通事故に遭い、赤ん坊として異世界に転生する異世界転生ファンタジー。自分が「規格外の強者」であることに自覚のないキャラクターが大暴れする、まさに王道の俺TUEEE系作品です。
アニメでは、規格外の魔法が飛び出す痛快なバトルシーンとコミカルな日常パートがテンポよく展開。養祖父である賢者マーリンをはじめとする、カッコよくてちょっとお茶目な大人たちも魅力的です。サービスシーン多めのかわいいヒロインたちも人気を集めています。
大学推薦を狙う高校3年生の唯我成幸は、なぜか天才美少女の文乃と理珠の教育係を任される。完全無欠に見えた二人だが実は意外な悩みを抱えていて…!?
(「週刊少年ジャンプ」公式サイト『ぼくたちは勉強ができない』より)
第3位は「週刊少年ジャンプ」連載のラブコメディ『ぼくたちは勉強ができない』。
「2人のヒロインの間で主人公の気持ちが揺れる」という王道展開かと思いきや、そこに主人公の幼なじみで、ちょっとおバカな褐色娘「武元うるか」が“3人目のヒロイン”として登場。主人公に明らかに好意を持っているけど、それを隠しているうるかの加入で、面白さがますます加速してきます。
アニメでもすでにヒロイン3人が出揃い、それぞれタイプの違ったかわいさを炸裂させています! 前クールの「五等分の花嫁」「かぐや様は告らせたい」が終わって“ラブコメロス”に陥っている方は、ぜひ「ぼく勉」をチェックしてください。
舞台は明青学園―――
上杉兄弟の伝説から26年、今、再び運命の兄弟が明青学園の扉を開く。あだち充が描く大型青春野球ストーリー。
(「ゲッサン」公式サイト『MIX』より)
第4位は、あだち充さんの野球漫画『MIX』。
代表作『タッチ』から約30年後の明青学園を舞台にした物語で、あだち充作品のいろいろな要素が“ミックス”されたファンにはたまらない作品です。
アニメでは、「タッチ」でヒロイン・浅倉南を演じた日高のり子さんがナレーションと仔パンチの声を担当するなど、心憎いキャスティングも。これから上杉達也と浅倉南が登場するのかも注目です。
日々、自宅とブラック会社を往復する会社員・中野のもとに押しかけてきたキツネの仙狐さん(800歳・幼女)。食事、洗濯、特別サービス(?)…。疲労困憊の彼をめいっぱいの“お世話”で潤してくれるのです。
(コミックNewtype『世話やきキツネの仙狐さん』より)
第5位は「コミックNewtype」(KADOKAWA)連載の『世話やきキツネの仙狐さん』。
ブラック企業で働く会社員のもとに神使の狐・仙狐さんが現れ、全力でお世話してくれる様子を描いたコメディ作品です。
単行本はまだ第4巻までしか刊行されておらず、これまでは知る人ぞ知る作品でしたが、アニメ化によって認知度が急上昇し、今回のランキングでは第5位と大健闘。
アニメ放送時のSNSでは「うちにも仙狐さんに来てほしい!」という声が飛び交っており、疲れたビジネスマンたちから絶大なる支持を集めているようです。
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以上、2019年春アニメの原作コミック第1巻の売上トップ5でした。
今回のランキングはあくまでも【速報版】なので、各番組の今後の展開によって順位が入れ替わる可能性は大いにあります。特に『なんでここに先生が!?』(現在第6位)、『真夜中のオカルト公務員』(現在第7位)は、いつトップ5入りしてもおかしくないでしょう。
5月には、4月期1か月分の売上データをもとにした通常版のランキングをあらためて発表します。お楽しみに!