• fluct

  • 塩田武士『罪の声』が小栗旬・星野源初共演で映画化!脚本は「逃げ恥」の野木亜紀子

    2019年04月18日
    楽しむ
    日販 ほんのひきだし編集部 浅野
    Pocket

    昭和最大の未解決事件を描く 塩田武士『罪の声』が小栗旬・星野源の初共演で映画化

    塩田武士さんの小説『罪の声』が、小栗旬さん・星野源さん出演で映画化されることが決定しました。

    監督は「いま、会いにゆきます。」「涙そうそう」などを手がけた土井浩泰さん。脚本は、「逃げるは恥だが役に立つ」「重版出来!」「空飛ぶ広報室」「図書館戦争」シリーズの野木亜紀子さんです。

    『罪の声』は、昭和最大の未解決事件「グリコ森永事件」をモチーフにしたミステリー小説。

    フィクションでありながら、綿密な取材と着想によって「これこそが事件の真相なのではないか?」と思わせるほどのリアリティが話題を呼び、2016年「週刊文春」ミステリーベスト10で国内部門第1位を獲得、第7回山田風太郎賞を受賞するなど、高い評価を得ています。

    罪の声
    著者:塩田武士
    発売日:2016年08月
    発行所:講談社
    価格:1,815円(税込)
    ISBNコード:9784062199834

     

    小栗旬が新聞記者、星野源が「知らぬうちに事件に関わっていたもう一人の主人公」を演じる

    あらすじ
    平成も終わりを告げようとするとき、昭和最大の未解決事件に翻弄される2人の男がいた。

    新聞記者の阿久津英士は、昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、残された証拠を元に取材を重ねる毎日を過ごしていた。そして30年以上前の事件の真相を追い求める中で、どうしても気になることがあった。なぜ犯人グループは、脅迫テープに男児の声を吹き込んだのか。

    京都でテーラーを営む曽根俊也は、父の遺品の中にカセットテープを見つける。何となく気に掛かり再生すると聞こえてきたのは、幼いころの自分の声。それは30年以上前に複数の企業を脅迫して、日本中を震撼させた昭和最大の未解決事件で犯行グループが使用した脅迫テープと全く同じ声だった!

    やがて運命に導かれるように2人は出会い、ある大きな決断へと向かうのだった――

    主人公の新聞記者・阿久津英士を演じるのは、小栗旬さん。そしてもう一人の主人公・曽根俊也を、星野源さんが演じます。

    今回本作を手がける那須田プロデューサーいわく、この2人のキャスティングは「原作小説を読み終えるまでにすでに頭の中に立ち上がっていました」とのこと。原作者の塩田武士さんも「映像化は容易ではない」という思いを持ちつつ「自分のイメージを超える配役だと膝を打った」とコメントしています。

    映画の撮影はすでに3月末にクランクインしており、6月にクランクアップ予定。公開は2020年の予定です。

    また原作小説は文庫化が決定しており、5月15日(水)に講談社文庫から発売されます。

    罪の声
    著者:塩田武士
    発売日:2019年05月
    発行所:講談社
    価格:1,012円(税込)
    ISBNコード:9784065148259

     

    コメント全文

    原作者:塩田武士さん
    「平成」が幕を引き、新しい時代を迎えると、歴史に刻まれる「昭和」の皺が、また一つ深まる。
    『罪の声』はフィクションであるが、モデルにした警察庁広域重要指定114号は、昭和史最大の未解決事件である。犯人グループは、関西弁のユニークな挑戦状をマスコミに送りつけ、街のあちこちに指示書を貼って身代金を運ばせるという、史上初の劇場型犯罪を起こした。

    21歳のとき、私は事件に子どもの声が利用されていることを知った。犯人グループは身代金受け渡しの指示書代わりに、子どもの声が入った録音テープを流したのだ。一説には3人の子どもが関わっているとされるが、私は最年少の未就学児と同世代で、しかも同じ関西に育った可能性が極めて高い。どこかですれ違っているかもしれない……そう思った瞬間、全身に鳥肌が立ち、どうしてもこの子どもたちの物語を書きたくなった。それから『罪の声』を完成させるまで、15年の歳月を要した。

    映像化は容易ではない、と考える自分がいるのは事実だ。しかし、阿久津英士役に小栗旬さん、曽根俊也役に星野源さんと伺ったとき、自分のイメージを超える配役だと膝を打った。その後、キャストとスタッフを聞くにつれ、考えうる限り最高のプロが集ったと興奮した。映画化の依頼を受けてから、プロデューサー陣の本気を感じる機会が幾度もあった。その表れの一つが、硬軟自在に物語を紡ぎ出す野木亜紀子さんによる脚本だ。

    この映画は総力戦になる、という予感がある。
    また、そうでなければ戦後最大の未解決事件に立ち向かえはしない。
    新しい時代を迎える日本で、映画が持つ大きな力を信じて、大作の完成を待ちたい。

    プロデューサー:那須田淳さん
    昭和最大の未解決事件の犯人からの脅迫テープに使われた「子どもたちの声」――、その声の持ち主たちは今どこでどうしているのか? そのひとりが、35年後、録音された記憶はないが確かに自分の声だと知ってしまったことから始まるこの物語の「着想の凄み」に心を掴まれました。そこから紡ぎだされ織りなされていく物語の数々とその深いテーマ性に、映画作品にしたい、しなければならないと奮い立ってしまいました。フィクションとはいえ、そこに宿る悲しみや切なさを、映画を通して救ってあげたいと心から思いました。人生と世界には自分では抗することのできない宿命があり、人はそれに向き合い、立ち向かい、乗り越えていくしかありません。そのなかで自分の大切なものを知り救い出していかなければいけません。この物語の中でその使命を託すべくふたりの人物―― 阿久津英士と曽根俊也 ――は、今回この役柄を引き受けてくださった小栗旬さんと星野源さんだと、原作小説を読み終えるまでにすでに頭の中に立ち上がっていました。おふたりとはこれまでにドラマ作品でご一緒したことがあります。それぞれが、当代きっての俳優であり表現者だと、心の中でずっと多大なリスペクトとあこがれを持ってきました。長い人生のなかでも大切なことを知り向き合う年代である30代後半の彼らとともに、今の彼らだからこそ表現できる人生の大切な物語を作りたいとずっと思ってきました。おふたりだからこそ、そして、ふたりでだからこそ、普通の市井に生きる人にも立ちはだかる宿命と悲劇、そこから救い出してくれる物語をこの映画を通して生み出せると確信を抱かせてくれます。私たち制作チームは奮い立っています。是非ご期待ください。

    小栗旬さん
    原作を読み終えたあと、開けてはいけないと言われている扉をあけてしまったような興奮と不安を持ったことを覚えています。
    この作品を映画化するのか、これは覚悟のいることだなと思いましたが、制作チームにお会いし、皆さんの揺るぎない覚悟を伺って、その覚悟の一員にさせてもらうことを決意しました。
    素晴らしいスタッフ、キャスト、そして独特の存在感を持ち、物腰が柔らかく、私自身、時折ただのファン目線で一緒に撮影していることを喜んでしまう、星野源という素晴らしいアーティストと共に作れること。そして、阿久津という人間を通して、数々の声と向き合い、寄り添い、反発しながら、真実の声を聞き逃さないように真相にたどり着けたらと思います。
    時代が変わろうとしている今、それでも忘れ去ってはいけない小さな小さな声がある。
    ご期待下さい。

    星野源さん
    3年前、とある作品の撮影中にプロデューサーの那須田さんと雑談していた時。この作品のストーリーを聞き、その発想と恐ろしさに激しく鳥肌が立ったのを今でも覚えています。「この役を源ちゃんでイメージしているんだ」と言って頂いた時から長い年月を経て、その役・曽根俊也を演じられることを感慨深く、嬉しく思います。そして、随分前から知り合っていた小栗くんと初めてじっくりとお仕事できること、心から信頼し、尊敬している土井監督、野木さんとまたご一緒できることも本当に嬉しく、幸せに思います。悲劇でありながらも、人間がこの社会で生きる上でとても大切なメッセージが込められたこの作品の中で、曽根俊也の悲しみと共に生き、演じていきたいと思います。

    土井裕泰監督
    「平成」から「令和」へと時代をまたいでゆくこの春に、小栗旬、星野源という今を代表する2人の表現者とともに、この「昭和」の未解決事件の物語に挑める幸せと責任を感じながら日々現場に立っています。

     

    映画「罪の声」作品情報

    2020年 全国東宝系にて公開

    原作:塩田武士『罪の声』(講談社)
    脚本:野木亜紀子
    監督:土井裕泰
    出演:小栗旬 星野源
    制作:TBSスパークル、フイルムフェイス
    配給:東宝

    ©2020「罪の声」製作委員会




    タグ
    Pocket

  • GoogleAd:SP記事下

  • GoogleAd:007

  • ページの先頭に戻る