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【2019/4/26更新】主人公・鐘子が恋に落ちる相手の名前が「伴野丈」であり、同役に宮沢氷魚さんが決定しました(※くわしくはこちら)。
東村アキコさんの漫画『偽装不倫』が、杏さん主演で実写ドラマ化されることになりました。
杏さんが連続ドラマの主演をつとめるのは「花咲舞が黙ってない」以来4年ぶり。
番組は2019年7月より、日本テレビ系「新水曜ドラマ」で放送され、「花咲舞が黙ってない」「東京タラレバ娘」を手がけた加藤正俊さんほか3名がプロデューサーをつとめます。
(※記事後半に杏さん・東村アキコさん・加藤プロデューサーのコメントあり)
『偽装不倫』は、「LINEマンガ」でオリジナル作品として連載されている恋愛漫画。
婚活に疲れ、一人旅に出たアラサー女子が、行きの飛行機でイケメン韓国人男子に出会い恋に落ちるという内容です。
【あらすじ】独身、実家暮らしの鐘子は30歳。3年がんばっても成果の出ない婚活に疲れ、癒しを求めて韓国へひとり旅――のはずが、行きの飛行機でイケメンと「禁断」の出会い!? 不毛な婚活により女としての自信をなくし、「私は絶望的にモテない」と自覚する鐘子は、突然目の前に現れた若く親切な韓国人男子を前に、自分を偽ってしまう……。
「とっさに既婚だと嘘をつく」という行動は不可解に思えるかもしれませんが、それは恋の予感へのとまどいと、「私なんかに好かれても迷惑でしょ?」「大丈夫だよ、好きにならないから」という自信のなさからくるもの。
しかし相手の韓国人男子・ジョバンヒの親切さがそれを揺らがせ、鐘子はその後、嘘から始まった“期間限定の恋”のなかで不器用にもがくことになります。
今回の発表にあたって気になるのは、この「ジョバンヒ」を誰が演じるのかということ。原作では「25歳のイケメンでカメラマン、日本語も堪能」という設定のミステリアスなキャラクターですが、いったいどんな人が選ばれるのでしょうか?
【2019/4/26追記】
相手役が、25歳・フリーカメラマンの帰国子女「伴野丈」というキャラクターであることが発表。福岡県に生まれ幼少期を過ごした後、10歳から父親の仕事の都合でヨーロッパを転々とし、カメラマンとして世界中を飛び回る生活を送っていたが、“あること”がきっかけで日本に帰国し、故郷・福岡へ向かう飛行機で鐘子に出会う……という役どころとなります。
伴野丈を演じるのは、自身も幼稚園から大学までインターナショナルスクールに通っていたという宮沢氷魚さん。
原作者の東村アキコさんも「激推しした」という若手俳優で、加藤プロデューサーも番組公式サイトで「実は韓国でのドラマ化の話も進んでいると聞き、日本版のオリジナリティーを出すために日本人設定に変更することにしました」「日本人離れしたルックスと雰囲気が原作のイメージとぴったり」とコメントしています。
また『偽装不倫』は、単行本が第2巻まで発売されていますが、もとの連載は『海月姫』や『東京タラレバ娘』などと異なり、フルカラー・縦読みの「Webtoon」と呼ばれる形式で描かれている点もポイント。
ページの概念がない「Webtoon」とページをめくって読む紙の本を、読み比べてみるのも楽しそうです。
なお単行本については、4月25日(木)に第3巻が発売予定となっています。
主演・杏さん
連続ドラマ出演は4年ぶりということで、色々と迷う部分もありましたが、その中で大好きな東村アキコ先生原作の『偽装不倫』を出してもらい、これを全力でやってみたいという思いがふつふつと湧いてきました。
不倫モノは、私はなかなか共感できないのですが、この話は、実は不倫ではありません。タイトルにはドキっとさせられますが、フタを開けてみると、主人公を応援したくなる、もどかしいラブストーリーだったりします。主人公とミステリアスな青年が出会い、この先、どうなるんだろうと、毎話待ちきれない、今までになかった作品になると思います。
東村さんの作品はほとんど全部読んでいて、実写化のニュースを耳にするたびに、私も演じたかったなと思ってきたので、今回出演が決まって、とても嬉しく思っています。原作者の東村さんにも、原作ファンの方にも楽しんでいただけるドラマにしたいです。気合いを入れて頑張ります。暑い夏を一緒に過ごしていただければ嬉しいです。
原作者・東村アキコさん
新しいチャレンジで始めたこの連載がこんなに早くドラマ化されるとは、本当に嬉しいです。しかも主人公の鐘子役を私の大好きな杏ちゃんがやってくれると聞いてびっくりしました。鐘子のイメージにぴったりです!
ドラマを楽しみにしつつ、さらに連載も頑張ります!
日本テレビ 加藤正俊プロデューサー
さすが、東村さん。原作マンガは、読めば読むほど次の展開が気になって仕方ない、ワクワクする物語です。
そして主演はなんと、久々のドラマ出演となる杏さん。「東京タラレバ娘」と「花咲舞が黙ってない」という、私が手がけた大好きなドラマのお二人の融合が実現しました。きっと、爆発的な化学反応を起こして、面白いドラマになると確信しています。どうぞご期待ください。
原作:東村アキコ『偽装不倫』(YLAB JAPAN/LINEマンガ)
脚本:衛藤凛
プロデューサー:加藤正俊、森雅弘、岡田和則、武井哲
演出:鈴木勇馬、南雲聖一
制作協力:光和インターナショナル
制作著作:日本テレビ