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4月5日(金)に、伊坂幸太郎さんの新刊『シーソーモンスター』が発売されます! 嫁と姑の争いを描いた表題作のほか、2050年の日本を舞台にした『スピンモンスター』の全2篇が収録された一冊です。
『シーソーモンスター』
バブル期に浮かれる昭和の日本。一見、どこにでもある平凡な家庭の北山家だったが、ある日、嫁は姑の過去に大きな疑念を抱くようになる……。“我が家の嫁姑の争いは、米ソ冷戦よりも恐ろしい。” バブル期のサラリーマンを悩ませる、家庭内の危険なバトルが勃発!?『スピンモンスター』
舞台は2050年の日本。ある天才科学者が遺した手紙を握りしめ、彼の旧友と配達人が、見えない敵の暴走を阻止すべく奮闘する!
『シーソーモンスター』と『スピンモンスター』は、小説誌「小説BOC」の「螺旋プロジェクト」の一環として連載されていた作品。
螺旋プロジェクトとは、8組9名の作家による“文芸競作企画”です。原始時代から未来までを時代で区切り、各作家がそれぞれ担当する時代をテーマに物語を執筆しました。
今回の『シーソーモンスター』は“昭和時代”、『スピンモンスター』は“近未来”の時代設定で描かれています。
さらに螺旋プロジェクトの作品にはその内容に3つの「共通のルール」が設けられており、その結果、作品同士がつながる面白さを味わうことができるのです。
もちろん、それぞれの物語は独立しているため単品でも楽しめます。螺旋プロジェクトの詳細は特設サイトからご確認ください。
ちなみに3月に発売された、朝井リョウさんの『死にがいを求めて生きているの』も螺旋プロジェクトの作品。こちらは“平成”をテーマにした物語です。全く別の物語同士のつながりを感じる、新しい小説の楽しみ方を味わってみてください。