'); }else{ document.write(''); } //-->
知れば知るほど面白い動物の生態。今回は、厳選した動物の雑学を、前・後編に分けてジャンル別に30個ご紹介!
後編は、「おもしろい動物の雑学」「癒される動物の雑学」「びっくりする動物の雑学」を紹介します。
馬より速い鳥がいる
ダチョウは馬よりも速く走ることができ、最大で時速70㎞の速度を出すことができます。また、時速60㎞前後であれば1時間以上休まずに走ることができる持久力も兼ね備えています。
ノミのジャンプ力は身長の150倍
ノミの身長は1~9㎜で、身長の150倍ジャンプできます。これは、脚についているレジリンという弾性のあるタンパク質のおかげです。レジリンはエネルギー効率がとても高く、伸縮性があるため、バネのような役割を果たして勢いよく跳躍することができます。
カメレオンの舌の速度はジェット機以上
カメレオンの舌の速度は重力の264倍、つまりジェット機よりも速いということがわかっています。これを可能にしているのは、舌の中に備わっている弾力性のある組織です。この組織は特別な構造をしており、一般的な筋肉の3倍もの力が出せるといわれています。
盲導犬は「待て」がわからない
盲導犬は英語で訓練されるため、日本語の「待て」がわかりません。指示を出す際は、常に英語で行います。これは、日本語には女言葉・男言葉・方言などがあるため、盲導犬が混乱しないようにこの方法が採用されています。
プレーリードッグの家は機能的
プレーリードッグは草原に穴を掘って暮らしています。巣穴には複数の部屋があり、子供用の部屋、寝室、トイレ、食料用の部屋などに分かれています。
オシドリはおしどり夫婦ではない
よく仲が良い夫婦のことを「おしどり夫婦」と言いますが、実はオシドリは浮気をします。ヒナを作るまでは仲が良いですが、ヒナが生まれた次の年には新しいパートナーを探しているのです。
リスのしっぽをつかんではいけない
リスのしっぽは危険な状況下で抜けるという習性があるため、つかんではいけません。天敵に襲われたとき素早く逃げるためにこの術を身に付けたそうです。また、一度抜けたしっぽは生えてきません。
目玉の飛び出る犬がいる
事故によるけがや角膜裂傷などが原因で、目玉が飛び出る犬がいます。特に、チワワ、パグ、シーズーなどの犬種はもともと目玉が飛び出やすくなっており、他の犬と喧嘩したり、物にぶつかっただけでも目玉が飛び出る可能性があるので、注意が必要です。
イルカはいじめをする
イルカは集団になっていじめをすることがあります。何らかのストレスや不満があるとき、小型のイルカなどに噛みついたりすることで、ストレスを解消しようとするそうです。
ペンギンは仲間を突き落とす
ペンギンは絶壁や流氷から飛び降りて海に潜りますが、海が安全かを確認するため仲間の一匹を突き落とします。突き落とされたペンギンが敵に襲われず無事であれば、他のペンギンも後を追って飛び降ります。
豚は空を見上げられない
豚は空を見上げられません。上を向くことができない体の構造をしているためです。
ウミガメは一生母親と出会えない
ウミガメの母親は、砂の上で卵を産んだ後すぐに海へ戻ってしまうため、子供は一生母親と出会えません。ウミガメは親の力を借りず、自力で成長し大人になるのです。
パンダの双子の赤ちゃんの片方は母親から捨てられる
パンダが双子を産む確率は50%ですが、二匹を同時に世話できないため、どちらか一方は母親から捨てられます。動物園では捨てられた方を人間が育てる、または赤ちゃんを数時間ごとにすり替える、という作戦でどちらも育てる方法がとられています。
最近の伝書鳩は帰ってこられない
最近の伝書鳩は帰ってこられないというデータがあります。原因は、オオタカのような猛禽類が近年増加傾向にあり、伝書鳩が襲われてしまうからだそうです。
ミツバチが一生かけて集める蜂蜜はティースプーン1杯程度
ミツバチが一生かけて集める蜂蜜は、ティースプーン1杯程度、つまり約10gです。ミツバチの一生は約1~2ヶ月なので、思ったよりも少ないと感じる方は多いのではないでしょうか。
以上、動物の雑学をジャンル別に紹介しました。少しでも気になる雑学が見つかったら、ぜひ家族や友達に話してみましょう。
動物の雑学をもっと知りたい方には、マンガ形式の図鑑『もしもキリンと恋に落ちたら デートでわかるどうぶつ図鑑』がおすすめです。
マンガの中で主人公のタカシくんは、動物の女の子とご飯を食べに行ったり、遊園地に行ったりしてデートをしていく過程で、動物のリアルな生態や気持ちを理解していきます。
「トラとのデートは待ち合わせに襲われる?」「ヒョウとのデートは木の上で?」など驚きの生態がたくさん描かれているので、ぜひ一度手にとって読んでみてください。
※本記事は、サンクチュアリ出版WEBマガジンに2019年3月20日に掲載されたものです。
※この記事の内容は掲載当時のものです。