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世界には興味深い動物がたくさんいます。今回は、厳選した動物の雑学を、前・後編に分けてジャンル別に30個ご紹介!
興味深い雑学ばかりなので、機会があれば家族や友達に披露してみてはいかがでしょうか。楽しい会話に発展するかもしれません。
前編では、「おもしろい動物の雑学」「癒される動物の雑学」「びっくりする動物の雑学」をご紹介します。
犬は猫舌
動物は、自分の体温よりも温度が高い食べ物は基本的に食べません。そのため、犬に限らず人間以外のすべての動物は猫舌です。人間が熱いものを口にできるようになったのは、食べ物を加熱処理するようになったからだといわれています。
ゴリラは求愛行動でフンを投げる
ゴリラは、求愛行動でフンを投げる習性があります。人間である私たちから見れば驚くべき行動ですが、ゴリラにとっては愛情表現の一つなのです。一方、時には威嚇行為としてフンを投げることもあるそうです。
虎の尾は踏んでも大丈夫
虎の尾は神経が通っていません。そのため、尾を踏んでも虎は何も感じません。その代わり、ひげの付け根には神経が集中しているため、不用意にひげを触ると虎を怒らせてしまう危険性があります。
ラッコはグルメ
ラッコは体温を維持するためにたくさんのエネルギーを使うため、一日に大量のエサを食べます。ラッコの食費は年間500万円にも上るそうです。中にはハマグリやウニ、ホタテなどの高級食材を好むラッコもいます。
コアラは一日22時間寝る
コアラはユーカリの木の幹につかまって、一日18~22時間を睡眠に費やします。残りの数時間はユーカリの葉をたくさん食べ、葉から栄養と水分を補給しています。
犬は仮病を使う
犬は、飼い主にもっと優しく接してほしい、かまってほしい、という時に仮病を使います。症状は犬によって異なりますが、昔の体験(たとえば足を怪我したことがある、など)を再現することが多いそうです。
ネズミは楽しくて笑う
ネズミは、くすぐると幸せを感じて笑います。ただし、ネズミの笑い声は周波数が高く人間には聞こえません。ある研究によると、笑い声を出すだけでなく「悦びのジャンプ」もするそうです。
ラッコは手をつないで寝る
ラッコは水中で眠りにつくため、流されないように昆布につかまって寝るという習性があります。水槽には昆布がないため、水族館のラッコは仲間と手をつなぎながら寝るのだそうです。
市長を務めていた猫がいる
アメリカのアラスカ州タルキートナという街で、15年以上市長を務めていたスタッブスという猫がいました。また、ロシアのシベリアでは、バルシックという猫が人間の候補者を破って非公式の市長選に当選したことがあります。
フェネックは全身がふわふわ
フェネックはアフリカの砂漠地帯など、暑く乾燥した地域に生息しています。暑い地面から身体を守るため、フェネックは耳の先から足の裏まで、やわらかくふわふわした毛で覆われています。
カピバラは時速50㎞で走る
のんびりとした顔立ちが印象的なカピバラですが、身の危険を感じると最大時速50㎞で走ることができます。主な生息地はアマゾンで、ワニのような天敵が多く生息している地域のため、足が速くなったといわれています。
フラミンゴは白い
フラミンゴはピンク色のイメージですが、産まれたての頃は身体が白いです。このピンク色は、フラミンゴが食べているえびや海藻に含まれる、βカロテンやカンタキサンチンという色素からきています。
コンクリートを食べる動物がいる
カタツムリはコンクリートを食べます。カタツムリの殻はカルシウムでできており、成長する際にカルシウムを補う必要があるため、コンクリートに含まれる炭酸カルシウムを食べるそうです。
タランチュラは食べ物なしで1ヶ月生きることができる
タランチュラは糸を張らずに、毒を獲物に注入してエサとして捕獲します。その後、ストローのように細長い口で獲物を吸って食べます。こうしてたくさん栄養を摂取することで、1ヶ月間何も食べずに生き延びることができます。
動物界最強はカバ?
カバは体長約4メートル、体重1.5~4トンで、地上界ではゾウに次いで大きい動物です。口は150度開き、ワニの子供を捕食することもあります。また、陸上動物王と言われているライオンですら、カバを襲うことはほとんどありません。
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知れば知るほど奥深い動物の生態。「そうなの!?」と思わず驚いてしまう雑学があったのではないでしょうか。
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後編では「感心する動物の雑学」「知りたくなかった動物の雑学」「悲しい動物の雑学」を紹介します。お楽しみに!
※本記事は、サンクチュアリ出版WEBマガジンに2019年3月20日に掲載されたものです。
※この記事の内容は掲載当時のものです。