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3月20日(水)、中山七里さんの最新作『もういちどベートーヴェン』が宝島社より発売されました。
『もういちどベートーヴェン』は、「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した中山七里さんのデビュー作『さよならドビュッシー』に連なるシリーズの6作目。同シリーズはピアニストで探偵の岬洋介を主人公にしたミステリー小説で、今作はシリーズ1作目『さよならドビュッシー』よりも前の時代設定で、岬洋介の司法修習生時代が描かれます。
一度ピアニストの道を諦めて司法の道へ進んだ岬が、なぜ再びピアノの世界へ戻ってきたのか。
前作『どこかでベートーヴェン』と対になる表紙が目印です。
・「憩いの場が裁きの場に変わる時」中山七里さんがデビュー前に毎日通った紀伊國屋書店大手町ビル店
あらすじ
2006年。ピアニストになる夢を諦めて法曹界入りした天生高春は、ピアノ経験者のようだがなぜかクラシック音楽を避ける岬洋介とともに、検察庁の実務研修を受けていた。修習の一環として立ち会った取り調べの場に現れたのは、絵本作家の夫を刺殺したとして送検されてきた絵本画家の牧部日美子。日美子は犯行を否認しているが、凶器に付着した指紋という不動の証拠が存在する。取り調べが打ち切られようとしたそのとき、岬が突如ある疑問を投げかける……。
加茂北高校音楽科に転入した岬洋介は、その卓越したピアノ演奏でたちまちクラスの面々を魅了する。しかしその才能は羨望と妬みをも集め、クラスメイトの岩倉にいじめられていた岬は、岩倉が他殺体で見つかったことで殺人の容疑をかけられる。憎悪を向けられる岬は自らの嫌疑を晴らすため、級友の鷹村とともに“最初の事件”に立ち向かう。その最中、岬のピアニスト人生を左右する悲運が……。
(宝島社公式サイト『どこかでベートーヴェン』より)