'); }else{ document.write(''); } //-->
2017年2月に単行本が発売された、村上春樹さんの長編作品『騎士団長殺し』がついに文庫化されます!
文庫版は全4巻で2か月連続で刊行されます。2月28日(木)に第1部「顕れるイデア編」の上下巻が、3月28日(木)に第2部「遷ろうメタファー編」上下巻が発売。初版は各巻30万部、合計で120万部です。
主人公の「私」は肖像画家を生業とする36歳の男性。妻から離婚を言い渡されたことをきっかけに、日本画家・雨田具彦のアトリエに仮住まいすることになります。
雨田氏が不在のアトリエで、「私」は偶然にも彼の未発表の作品を発見します。作品の名前は「騎士団長殺し」。この作品を見つけたことから、「私」は不思議な出来事に巻き込まれていきます……。
一枚の絵が、秘密の扉を開ける……妻と別離し、傷心のまま、海を望む小暗い森の山荘に暮らす孤独な36歳の画家。ある日、緑濃い谷の向こうから謎めいた銀髪の隣人が現れ、主人公に奇妙な事が起き始める。雑木林の古い石室、不思議な鈴、屋根裏に棲むみみずく、そして「騎士団長」――ユーモアとメタファーに満ちた最高の長編小説!
村上春樹さんの作家デビュー40周年に発売された本作は、単行本発売時、日本だけでなく世界でも広く話題になりました。
文庫化を心待ちにしていた人はもちろん、今まであまり村上春樹さんの作品に馴染みのない人も、この機会に手に取ってみてはいかがでしょうか。
▼単行本発売時に公開「編集担当によるブックガイド」はこちら!
・村上春樹30年来の編集担当は『騎士団長殺し』をどう読んだか?