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「手塚治虫さんの漫画『火の鳥』の“漫画になっていない続編”が、『私の男』の桜庭一樹さんによって小説化。朝日新聞の土曜別刷り「be」で、4月6日(土)から1年間連載されることになりました。
『火の鳥』は、生き血を飲むと不老不死になれるという不死鳥「火の鳥」を追い求める人々を通して、死と再生、人間の尊厳や愚かさを描いた壮大な大河ロマン。
1967年の「黎明編」から本格的に始まり、「未来編」「ヤマト編」「宇宙編」「鳳凰編」「復活編」……と続いていましたが、1988年の「太陽編」を最後に、翌年手塚治虫さんが亡くなったことで未完となっていました。
今回小説化されるのは、手塚プロダクションの資料室に構想原稿が残されていた「大地編」。太陽編に連なる続編と見られ、その原稿は400字詰め原稿用紙にして2枚あまりという短さながら、手塚ロマンのエッセンスが詰まった内容だったそう。
そんな“幻の続編”を、桜庭一樹さんが長編小説に仕立てます。
手塚治虫さんが生涯通して取り組んだ作品であり、「人生で一度は読むべき作品」として挙げる人も多い『火の鳥』。
これを期に今一度、シリーズ通して読み返してみては。