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時は幕末。黒船来航後、迫る外国の脅威に備えて藩士を鍛えるべく、安中藩主の板倉勝明は約58kmの山道を走る“遠足(とおあし)”の開催を思いつく。しかしとある行き違いから、この遠足が「幕府への反逆」と見なされ、藩士の出払った安中城には刺客が送り込まれる……。
行きはマラソン、帰りは戦! “日本のマラソンの発祥”ともいわれる史実「安政遠足」を描いた土橋章宏さんの小説『幕末まらそん侍』が映画化され※、2019年2月22日(金)に全国公開されることが決定しました。
※映画タイトルは「サムライマラソン」。
主演は佐藤健さん。そのほかの出演陣も、小松菜奈さん、森山未來さん、染谷将太さん、青木崇高さん、竹中直人さん、豊川悦司さん、長谷川博己さんという豪華な顔ぶれです。
製作スタッフも超豪華。本作の企画・プロデュースは、「ラストエンペラー」「戦場のメリークリスマス」のジェレミー・トーマスさんと、「おくりびと」の中沢敏明さん(2010年公開の「十三人の刺客」を手がけたコンビ)。メガホンを取ったのは「キャンディマン」のバーナード・ローズ監督で、音楽にフィリップ・グラスさん、衣装デザインにワダエミさんなど、アカデミー賞受賞歴のあるそうそうたる面々が集結しています。
唐沢甚内(演:佐藤健)
普段は平凡な侍だが、実は幕府のスパイとして藩に潜入している忍。遠足参加中、藩に迫る危機をいち早く察知する重要な役どころ。板倉勝明(演:長谷川博己)
安中藩(現在の群馬県)の藩主。雪姫(演:小松菜奈)
藩主の娘。辻村平九郎(演:森山未來)
藩の重役の息子。野心溢れる侍。上杉広之進(演:染谷将太)
侍にあこがれる足軽。植木義邦(演:青木崇高)
唐沢甚内の上司。栗田又衛門(演:竹中直人)
隠居を言い渡された老侍。五百鬼祐虎(演:豊川悦司)
幕府の大老。安中藩に刺客を放つ。※そのほか門脇麦さん、中川大志さん、小関裕太さん、阿部純子さん、奈緒さん、福崎那由他さんらの出演が決定しています。
土橋章宏さんといえば、『超高速!参勤交代』。同作では、幕府の無茶振りに創意工夫で挑む弱小藩の奮闘がコミカルに描かれ、2016年に公開された佐々木蔵之介さん主演の映画も好評を博しました。
今回映画化が決定した『幕末まらそん侍』では、「藩主の思いつきでマラソンが開催されることになった」というストーリーを軸に、姫をめぐってライバルとの対決に燃える者、どさくさに紛れて脱藩を企てる者、余命を賭けて遠足に挑む者など、人間くさくてどこか憎めない、さまざまな事情を背負った侍たちの悲喜こもごもが描かれています。
映画「サムライマラソン」は、迫力の剣術アクション、スポーツ、ドラマの要素が盛り込まれた“まったく新しい幕末エンタテインメント”となっているそう。バーナード・ローズ監督も「心から誇れる映画となった」とコメントしています。
バーナード・ローズ監督のコメント
サイレント映画を撮るように、俳優のフィジカルな身体的表現力と映像の力を最大限に生かした作品作りをしたことで、映像で物語る、映画本来のアプローチによる力強い作品になりました。
今まで多くの俳優と仕事をしてきましたが、佐藤健さんのように、抜群の身体能力と繊細な表現力を兼ね備えた俳優は初めてでした。また、雪姫を演じた小松菜奈さんは、難しい役でしたが、上品かつ力強い印象的な女性を演じ切ってくれました。森山未來さん、染谷将太さん、青木崇高さん、竹中直人さん、豊川悦司さん、長谷川博己さんら、出演頂いた俳優は皆、素晴らしいポテンシャルをこの映画の中で発揮して頂き、才能溢れるスタッフに参加して頂けたことも、とても幸運でした。
私にとって心から誇れる映画となり、間もなく皆さまにご覧頂けることを感慨深く思っています。
出演:
佐藤健 小松菜奈 森山未來 染谷将太
青木崇高 木幡竜 小関裕太 深水元基 カトウシンスケ 岩永ジョーイ 若林瑠海/竹中直人
筒井真理子 門脇麦 阿部純子 奈緒 中川大志 and ダニー・ヒューストン
豊川悦司 長谷川博己
監督:バーナード・ローズ
原作:土橋章宏『幕末まらそん侍』(ハルキ文庫)
脚本:斉藤ひろし バーナード・ローズ 山岸きくみ
企画・プロデュース:ジェレミー・トーマス 中沢敏明
音楽:フィリップ・グラス
衣装デザイン:ワダエミ
配給:ギャガ
2019年2月22日(金)TOHOシネマズ日比谷 ほか全国ロードショー
©“SAMURAI MARATHON 1855”FILM Partners
GAGA.NE.JP/SAMURAIMARATHON
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