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第3回レビュアー大賞でユーザー投票の結果選ばれた「ベスト・オブ・ベストレビュアー」による“今読んでほしいおすすめ文庫”が、11月28日(水)より全国約500店舗の書店で順次展開されています。
レビュアー大賞は、日本最大級の書評サイト「読書メーター」と、総合文芸誌「ダ・ヴィンチ」が共催するレビューコンテスト。課題図書8作を対象にレビューを募集し、審査によってすぐれたレビュアーを決定するというもので、「ベスト・オブ・ベストレビュアー」には、作品ごとに1名ずつ選ばれたベストレビュアーのうち最もユーザーからの投票を集めたレビュアーが選ばれます。
今回「ベスト・オブ・ベストレビュアー」に選ばれたのは、『君の嘘と、やさしい死神』のレビューを投稿したびびんさん。図書カードやトロフィーのほかに賞品として「自分のおすすめ文庫を書店で展開できる権利」が贈られており、このたび展開される作品は、びびんさんが「今読んでほしい」「全国に広めたい」と選んだ一冊です。
【レビュー全文】
人生に残された時間が少ないと知ってしまった時、人は何を思うのだろうか。いつも強気で元気一杯に見えた彼女の心は、本当は不安で一杯だったに違いない。それでも、悔いがないように生きようとした少女と、他人との関わりに臆病になってしまった少年が出会い、徐々に心を溶かす事で彼を変えていく彼女の純粋で真っすぐな言動がとても素敵だった。人が変わり、幸せになれるきっかけは人によってもたらされる。そんな相手と出会えるのは奇跡に近い。2人の運命的な出会いが始まり、終るまでの物語は切なく、優しくいつまでも心の中に響き続けている。
あらすじ
きっと奇跡は起こらない。
――最期の思い出を、ください。その恋は、サヨナラと一緒に降ってきた――。
通り雨が過ぎて虹が出た昼休み、高二の百瀬太郎は同学年の美園玲と運命的に出会う。美少女なのにクラスメイトとどこか距離を置いているクールな玲に、何故か百瀬はなつかれる。幼少期のトラウマで「嫌だ」と言えない性格もあって、百瀬は強引に文化祭の準備を手伝わされる羽目になり、「ある作戦」を実行するため奔走するうち、二人の気持ちは近づいていく。(ポプラ社公式サイト『君の嘘と、やさしい死神』より)
びびんさんが「全国に広めたいおすすめ文庫」に選んだのは、知念実希人さんの『優しい死神の飼い方』。
さきほどの『君の嘘と、やさしい死神』と共通する要素もいくつかあるようですが、びびんさんはなぜこの作品をおすすめとして選んだのでしょうか?
フェア実施店舗では、『優しい死神の飼い方』がびびんさん自身によるレビューとともに並びます。ぜひ足を運んでみてください。
(写真協力:TSUTAYA 小山ロブレ店)
第3回レビュアー大賞の結果発表や、書店店頭のようすが12月6日(木)発売の「ダ・ヴィンチ」2019年1月号に掲載されます。こちらもぜひチェックを!