'); }else{ document.write(''); } //-->
【2018/12/14更新】『小説 映画ドラえもん のび太の月面探査記』の冒頭部分(プロローグ+第1章18ページ分)が公開されました! リンク先は記事下部にて。
2019年3月1日(金)に公開される「映画ドラえもん のび太の月面探査記」の脚本を、作家の辻村深月さんが手がけることが話題になっています。
そしてこのたび、辻村さん自らによる完全書き下ろしの小説版が、同年2月7日(木)に刊行されることが発表されました。
熱烈な『ドラえもん』ファンだという辻村さん。2005年に刊行された『凍りのくじら』では、藤子・F・不二雄を「先生」と呼ぶ主人公の父親をはじめ、物語の随所にリスペクトが散りばめられており、各章のタイトルにもすべて『ドラえもん』のひみつ道具が使われていました。
本作の脚本・小説を書くことについて「あまりにも恐れ多いこと」としながらも、公開を楽しみにしている同胞たちへ向けてメッセージを公開しています。
皆さんと同じように、私も『ドラえもん』が、子どもの頃から大好きです。
そんな大好きな『ドラえもん』の世界を脚本、そして小説で描くことはあまりにも恐れ多いことでした。
緊張でがちがちになっていた時に、冒険の舞台として、ふっと思いついたのが、月の世界です。
一番身近な天体で、すぐ近くに見えるけれどなかなか行けない場所。
ドラえもんたちとここに行けたら、と思い、最初の一行を書いた瞬間、物語が動き出してくれました。
ドラえもんたちとの月世界の冒険、皆さんにも楽しんでいただけたら、とても嬉しいです。
『鍵のない夢を見る』で第147回(2012年)直木賞を受賞、今年3月に『かがみの孤城』で第15回本屋大賞第1位を受賞した辻村さん。
本屋大賞受賞時には、本について「私をいろんな世界へ冒険に連れて行ってくれた」とコメントしていました。
「映画ドラえもん のび太の月面探査記」で私たちをどんな月世界へ連れて行ってくれるのか、今から楽しみです。
『小説 映画ドラえもん のび太の月面探査記』
・2019年2月7日(木)ごろ発売予定
・原作:藤子・F・不二雄
・著:辻村深月
・予価:四六版 1,800円+税/ジュニア文庫版 700円+税
・小学館刊
月面探査機が捉えた白い影が大ニュースに。のび太はそれを「月のウサギだ!」と主張するが、みんなから笑われてしまう…。そこでドラえもんのひみつ道具〈異説クラブメンバーズバッジ〉を使って月の裏側にウサギ王国を作ることに。そんなある日、のび太のクラスに、なぞの転校生がやってきた。
監督:八鍬新之介
脚本:辻村深月
2019年3月1日(金)公開
https://dora-world.com/2019movie#cont004
©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2019