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サンドウィッチマンの人気コント「ファミレス」が絵本になり、『マイク・デービス』というタイトルで11月10日(土)に岩崎書店より発売されます。
内容は、タイトルにもなっている留学生アルバイトのマイク・デービスと、ファミリーレストランの店長が、新人研修を舞台にボケとツッコミを繰り広げるというもの。
畳みかけるように繰り出される絶妙な“日本語の聞き間違い・言い間違い”、さらに間違いフレーズから浮かぶイメージが盛大にビジュアル化されており、読者の爆笑を誘います。
▼店長(左)とマイク(右)。絵は『ヤンデルとグレテル くらくろ森のおかしな家』の杉﨑貴史さん。
「おきゃくさんが はいってきたら まずは いらっしゃいませ!」
「わっしょいだぜ!」「ちがうなー。 それじゃ まつりだから」
「なんめいさまで おこしですか?」
「なんめいさまの みこしですか?」「みこしじゃねーよ! なんで また まつりなんだよ。」
そのほかにも「なんめいさまで おこしですか?」を「なんべいふうの まつりですか?」と言い間違えるシーンがあるのですが(また祭り……)、大人なら「南米風」ととっさに頭の中で変換できても、まだ語彙の少ない子どもにはピンとこないことがあります。
それがビジュアル化されれば、いまひとつわかっていなくても「ちょっと間違えるだけで言葉が全然違うものになる」という言葉遊びの面白さがひと目でわかります。
▼なんべいふうのまつり。
さらに絵本で読めば、好きなペースで読めるだけでなく、場面を行ったり来たりして繰り返し楽しむことができるのです。
荒唐無稽でナンセンス、ちょっと下品なサンドウィッチマンのコントの世界を、世代を超えて、家族みんなで楽しんではいかがでしょうか。
判型:A4変型判/32ページ/ハードカバー
対象年齢:3、4歳から
なお今回紹介した『マイク・デービス』は、放送作家の倉本美津留さんが監修する「お笑いえほん」シリーズから刊行されたもの。このシリーズはお笑い芸人と人気画家のコラボレーションで制作されており、これまでに笑い飯、立川志の輔さんによる絵本が1冊ずつ発売されています。
今後さらに2作が刊行予定だそう。次はどんな“笑いのプロ”が絵本作家になるのでしょうか?