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夏クールのアニメが9月で終了し、10月から秋クールのアニメがスタートします。
2018年夏クールでは、「はたらく細胞」「あそびあそばせ」「はねバド!」などのコミックを原作としたアニメがヒットしました。10月から始まる秋アニメもコミック原作のタイトルが豊作で、夏クールと同じく約30タイトルがコミック原作のものとなっています。
そこで今回は「面白そうな作品がたくさんあって、どれを見ればいいか迷ってしまう」という方のために、原作コミックの発行部数や直近の売上動向などをもとに、絶対に押さえておきたいおすすめタイトル5作をご紹介します。
夏アニメの復習はこちらから!
・アニメ化効果は最大8.6倍!2018年夏アニメの原作コミック売上ランキングベスト5
『転生したらスライムだった件』は、RPGではおなじみの最弱モンスター・スライムに転生してしまったサラリーマンの男性が、ドラゴン、ゴブリン、エルフといった魔物種族と仲間になり、獲得したスキルを駆使してさまざまな問題を解決しながら冒険する異世界転生ファンタジー。もともとは小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されていた作品で、反響を受けて書籍化、漫画化、そしてこのたびのアニメ化となりました。
小説・コミックあわせたシリーズ累計は、650万部を突破しています。
『転生したらスライムだった件』が異色な点は、主人公が「目も見えず、しゃべることもできない存在」に転生して異世界に放り出されるという設定。しかし八方塞がりかと思いきや、相手の能力を取り込む「捕食者スキル」、高速で思考・解析・鑑定をこなす「大賢者スキル」などを駆使して急成長。困っている人を無視できない性格の良さも手伝って次第に仲間を獲得し、その世界を拡大していきます。
ぷよぷよしたかわいらしい見た目なのに実は超強い(しかも面倒見もいい)という、いわゆる“俺TUEEE系”の一種ではありますが、ただ爽快なだけの作品ではありません。緻密な設定に裏打ちされた壮大かつリアリティのあるファンタジー世界、コミカルとシリアスのバランスが絶妙なストーリー、「種族問わず楽しくくらせる国作り」を目指す主人公たちと、その前に立ち塞がる悪の存在など見どころ満載です。もちろん、かわいい女性キャラクターもたくさん登場します!
なお、コミックスの単行本は第9巻まで発売中。またスピンオフ作品として、『転生したらスライムだった件~魔物の国の歩き方~』(既刊4巻)、『転スラ日記 転生したらスライムだった件』(既刊1巻)が発売されています。
10月1日(月)よりTOKYO MX、MBS、tvk、BS11ほかにて放送
〉http://www.ten-sura.com/
『寄宿学校のジュリエット』は、敵対する2国の生徒が通う寄宿学校を舞台にしたラブコメディです。
メインキャラクターは、国と同様に生徒同士の争いも耐えないなか、まさに「ロミオとジュリエット」のように恋人同士となってしまった「東和国寮」のリーダー・犬塚露壬雄(ろみお)と、「ウェスト公国寮」のリーダーであるジュリエット・ペルシア。本作ではそんな2人の、“絶対にバレてはならない恋”が描かれます。
2015年に「別冊少年マガジン」(講談社)で連載を開始し、その爆発的な人気から、2017年に「週刊少年マガジン」へ異例の電撃移籍を果たした本作。最新9巻までの累計部数は150万部を突破しています。
『寄宿学校のジュリエット』の魅力は、普段は気高くクールなペルシアが時折見せる破壊力抜群のデレと、ヒーロー・犬塚の不器用なまっすぐさ。誰もが応援したくなる素敵なカップルなのですが、敵・味方のさまざまな思惑が交錯し、思うようには進展しません。
この純愛の行方はどうなるのか、晴れて周囲から祝福される日は訪れるのか。目が離せない“読ませる”展開も見どころです。
10月5日(金)よりMBS、TBS、BS-TBS“アニメイズム”枠ほかにて放送
〉http://juliet-anime.com/
『ゴブリンスレイヤー』は、最下級モンスターのゴブリンだけを取り憑かれたように退治し続けることで「銀等級」(序列3位)にまで上り詰めた主人公の“ゴブリンスレイヤー”と、彼を取り巻く少女たちの冒険を描いたダークファンタジー。「このライトノベルがすごい!2017」文庫新作部門で第1位を獲得した人気ライトノベルのコミカライズ作品です。
「ザコキャラを倒し続けるだけの話でしょ?」と思うかもしれませんが、単体では弱いゴブリンも、性格は狡猾で残忍、集団になるとかなりやっかいで危険な存在です。そんなゴブリンの生態を熟知し、淡々と狩り続ける主人公の姿は、まるでゴッサムシティで活躍するダークヒーロー・バットマンのよう。派手さはありませんが、プロフェッショナルなかっこよさがあります。
また、その戦いは一つ間違えば命を落としかねない、かなり血生臭いものです。“俺TUEEE系”の作品と一線を画すリアルな世界観も、『ゴブリンスレイヤー』が高い人気を獲得している理由のひとつでしょう。
そして、ゴブリンスレイヤーを取り巻く少女たちも本作の魅力。孤高の主人公が彼女たちとの交流を通して、人間的な面を取り戻していく姿にも注目です。
なお、単行本は現在第5巻まで発売されています。さらに作品を深く楽しみたい方は、主人公が「ゴブリンスレイヤー」と呼ばれるようになるまでを描いた前日譚『ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン』(既刊2巻)、ゴブリンスレイヤーに関わった人々にフォーカスしたショートストーリー『ゴブリンスレイヤー:ブランニュー・デイ』(既刊1巻/小説版第4巻収録エピソード)もチェックしましょう。
10月6日(土)よりTOKYO MX、サンテレビ、BS11、AT-Xほかにて放送
〉http://goblinslayer.jp/