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今年5月に亡くなった絵本作家・かこさとしさんの“最後の絵本”が、11月8日(木)、小峰書店より発売されます。
タイトルは『みずとは なんじゃ?』。6月放送のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀 ただこどもたちのために かこさとし最後の記録」で打ち合わせ風景などが紹介された、かこさとしさん作・鈴木まもるさん絵による科学絵本です。
『かわ』『あまいみず からいみず』など、水をあつかった作品はこれまでにも発表されてきましたが、今回刊行される『みずとは なんじゃ?』は、水の特性を幅広く伝える内容の絵本。かこさんは亡くなる直前まで、よりわかりやすくなるよう、同作の原稿とラフを何度もチェックしていたのだそうです。
おはなしには男の子・女の子・幼い男の子の三兄妹と猫が登場し、暮らしのなかの“水”を通して、その不思議な性質や自然の営みにも気づくような、さまざまな例が紹介されていきます。
『せんろはつづく』などでおなじみ、鈴木まもるさんによる素直で温かい絵もあいまって、三兄妹と一緒に「みずとは なんじゃ?」と好奇心を楽しくふくらませていくことのできる一冊です。
あさ おきて、かおを あらう みず。
うがいを したり、のんだりする みず。
みずとは、いったい どんな ものなのでしょうか?
暮らしの中で出会う水を通して水の不思議な性質を知り、自然環境に目を向けるきっかけとなるような、科学する心をはぐくむ絵本。
なお初回特典として、かこさとしさんが制作当初に書いたラフや直筆原稿、この絵本が出版された経緯や、鈴木まもるさんの想いなどを収録した特製冊子が本に同梱されます。
完売した際の重版・増刷に関しては未定とのことですので、確実に手に入れたい方は予約するのがおすすめです。
▼特設ページはこちら
・娘が語る〈父・かこさとし〉の姿と、半世紀越しに見つかった少年期の絵日記:季刊誌「kotoba」夏号に
・かこさとしさんの強い想いと未来へのメッセージ:わが店のイチオシ本(vol.16 宮脇書店 本店)
・夢眠書店開店日記 第5話:大好きな絵本ができるまで ―編集者ってどんな仕事?(絵本編)①