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有村架純さん主演で映画化された『コーヒーが冷めないうちに』。公開初日である本日9月21日(金)、シリーズ第3弾となる最新作『思い出が消えないうちに』が発売されました。
第1作『コーヒーが冷めないうちに』、第2作『この嘘がばれないうちに』の舞台は、ある席に座ると過去に戻ることができるという不思議な喫茶店・フニクリフニクラ。
しかし今作では、北海道・函館にある「喫茶ドナドナ」を舞台に物語が展開されます。
喫茶ドナドナも、同じく「過去に戻ることができる」という噂のある喫茶店。ところが、過去に戻るには多くの面倒な「ルール」がありました。
この噂を聞きつけてさまざまな人が店を訪れるものの、なかには「結局戻ることなんてできないんだ」と腹を立てて帰る人も。
一方で、厄介なルールを聞いても「過去に戻りたい」と強く願う人もいます。そういった人々には、「不幸な境遇に追いやった両親へ復讐を図りたい」や、「亡くなった妻に感謝の気持ちを伝えたい」など、それぞれの事情がありました。
喫茶ドナドナには、フニクリフニクラと同じく「過去に戻って、どんな努力をしても、現実は変わらない」という制約があります。
変えられないのであれば、過去に戻る意味もない、とも思いますが、本書ではそんな考えを覆す、印象的な言葉が飛び出します。
「現実は変わらなくても変わるものもあるのよ」
過去から未来へ向かう一つの時間軸だけでは、見落としてしまうことがたくさんある。現在から過去へ戻った時に、どのような変化がもたらされるのでしょうか。
セリフが登場する場面は、本書を読んでのお楽しみです。
本書には「『ばかやろう』が言えなかった娘の話」「『幸せか?』と聞けなかった芸人の話」「『ごめん』が言えなかった妹の話」「『好きだ』と言えなかった青年の話」の4つが収録されています。
不器用な登場人物たちが、過去に戻ったことで新たな発見をし、一歩前に進む、胸が温かくなる作品です。ぜひ映画とあわせてお楽しみください。
監督:塚原あゆ子(「アンナチュラル」「Nのために」)
脚本:奥寺佐渡子(「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」)
出演:
有村架純 健太郎 波瑠/林遣都 深水元基 松本若菜/薬師丸ひろ子/吉田羊 松重豊 石田ゆり子
2018年9月21日(金)より東宝系にて公開
©2018 映画「コーヒーが冷めないうちに」製作委員会
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