'); }else{ document.write(''); } //-->
歴史あるものと新しいものとが混在し、旅先としてだけでなく、住みたい街としても人気の京都。物語の舞台にもよく選ばれますが、あなたにとっての“京都本”はどんな本ですか?
9月18日(火)、第6回「京都本大賞」の投票受付がスタートしました。
「京都本大賞」とは、過去1年間に刊行された“京都を舞台にした小説”から、もっとも地元の人々に読んでほしいと思う作品を読者とともに決めるご当地文学賞。過去には『珈琲店タレーランの事件簿』(第1回/2013年)や『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(第3回/2015年)、『京都寺町三条のホームズ』(第4回/2016年)など、さまざまな作品が大賞に選ばれてきました。
今回ノミネートされているのは下記の3作です。
「美しさ」は、これほどまでに人を狂わすのか。
たかむら画廊の青年専務・篁(たかむら)一輝と結婚した有吉美術館の副館長・菜穂は、出産を控えて東京を離れ、京都に長逗留していた。妊婦としての生活に鬱々(うつうつ)とする菜穂だったが、気分転換に出かけた老舗画廊で、一枚の絵に心を奪われる。強い磁力を放つその絵の作者は、まだ無名の若き女性画家だったのだが……。(PHP研究所公式サイト『異邦人』より)
「どうぞお試しくださいませ。ブラック・オア・ホワイト?」スイスの湖畔のホテルで、バトラーが差し出した二つの枕。パラオ、ジャイプール、北京、そして京都。エリート商社マンに人生の転機が訪れる度に、黒と白の枕が現れる。悪夢、それとも美しい夢。それは、実現しなかった人生の一部分なのか。
2012年京都、新聞記者の風間恭平は、馴染みの刑事からある横領事件のメモ書きを見せられ、驚愕する。北瀬雪乃―― 十二年前、大学生だった風間のもとに転がり込み、ある日ふと姿を消した最愛の人の名が、そこに記されていたのだ。そしてその雪乃はその数カ月前、再び恭平のもとに戻っていた……。
2000年、二人の愛と笑いに満ちた日々と、2012年、事件の真相を追う恭平の視点が絡み合うように進む中、警察や事件関係者との虚々実々の駆け引きの中で明らかになる、哀しき真相とは?(文藝春秋BOOKS『雪の香り』より)
インターネット投票は1票につき1ポイント、書店店頭での投票は1票5ポイントとして集計されます。京都に住んでいる方はもちろん、京都にゆかりのある方は投票に参加してみてはいかがでしょうか?
なお投票は10月1日(月)まで。大賞の発表は10月31日(水)に予定されています。
投票期間:
2018年9月18日(火)~10月1日(月)
投票方法:
1.京都府書店商業組合HPから投票(http://www.books.gr.jp/)
2.京都府内の組合加盟書店店頭にて、専用用紙に必要事項を記入のうえ投票。
※HPからの投票は1票1ポイント、書店店頭での投票は1票5ポイントとして集計されます。
大賞発表日:
2018年10月31日(水)
主催:京都本大賞実行委員会
◆過去の受賞作◆
・第1回『珈琲店タレーランの事件簿』(岡崎琢磨/宝島社文庫)
・第2回『聖なる怠け者の冒険』(森見登美彦/朝日文庫)
・第3回『ぼくは明日、昨日のきみとデータする』(七月隆文/宝島社文庫)
・第4回『京都寺町三条のホームズ』(望月麻衣/双葉文庫)
・第5回『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』(原田まりる/ダイヤモンド社)
・『京都寺町三条のホームズ』の望月麻衣さんインタビュー:京都×不思議×京男子!?の創作の裏側とは
・原田まりるを哲学にのめり込ませたものは何だったのか?【ディガーの本棚】
・「珈琲店タレーランの事件簿」の岡崎琢磨さんは書店回りが大好物