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星野源さんとの出会いは、学生時代。彼の所属していたバンドがきっかけでした。
そのバンドは先日解散してしまいましたが、ゆるくもポップなインストバンドで、時間を持て余した(自堕落に近い……)私のような学生のBGMにはぴったりなのでした。バンドに並行して俳優業もこなし、気が付けばソロシンガーとして確固たる地位を築いた星野源さん。さらに現在はドラマや映画、ラジオのパーソナリティーとマルチに活躍されており、今注目の存在です。
TV番組への露出も増えていて、昨夜は「ゴロウ・デラックス」(TBS系)に、先週は「新チューボーですよ!」(同)にも出演されていましたね(個人的には、堺正章さんと歌ったスーダラ節が最高でした! 料理とは関係ないですが……)。
エプロン姿も似合うし、次は料理番組のMCなんかやってもらいたいなぁ……なんて。
そんな星野源さんの、エッセイやコラムといった近年の活動をまとめた『働く男』。『働く男』は、皆が感じているであろう「星野源とはいったい何者なの?」が詰まった一冊です。
彼がいかに才能を開花させていったのか、曲や演技から垣間見える思慮深さや繊細さだけでなく、戦略的に努力を続ける姿などの意外な一面も見られて、星野源さんの足跡を愉快に辿ることができます(本人が描いたヘタウマな挿絵も、よいスパイスになっています)。
創作活動を生業として成立させるために、試行錯誤を惜しまず妥協を許さない星野源さん。『働く男』は、星野源さんの仕事論ともいえるのではないでしょうか?
これからどんなフィールドで「働く男」な姿を見せてくれるのか、ますます目が離せません!