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4月に放送され話題を呼んだ「あなたには帰る家がある」をはじめ、「あなたのことはそれほど」「昼顔」など、“不倫”をテーマにした作品はいつも根強い人気があります。
そんななかでも、今漫画で一番アツいのが『金魚妻』!! 皆さんは読んだことがありますか?
かわいらしく涼しげな夏にぴったりのタイトルですが、一体どんな内容なのか。今回は8月17日(金)の『金魚妻』最新4巻発売にあわせて、あらすじ・内容をご紹介します。
『金魚妻』は1話ごとに主人公が異なるオムニバス形式の作品で、毎話異なる美人妻が登場します。
彼女たちはそれぞれ家庭に対して問題・悩みを抱えており、あるきっかけから不倫に走ってしまうのですが、本作では副題(妻はなぜ、一線を越えたのか?)にあるとおり「なぜ妻たちが一線を越えてしまったのか」という経緯がていねいに描かれています。
それぞれのエピソードには内容に沿ってタイトルがつけられており、「弁当妻」「見舞妻」「園芸妻」「登山妻」など、なんとなくシチュエーションは想像できるものの「どんな内容なんだろう……」と興味をそそるものばかり。
今回ご紹介するのは、表題作「金魚妻」です。
「金魚妻」の主人公は、24歳・専業主婦の平賀さくら。第1巻の表紙に描かれているかわいらしい女性です。
ある日さくらは、出勤前の夫に「金魚を飼いたい」と申し出ます。
しかし冷たく高圧的な夫は「好きにすれば」と言い捨て、さくらの顔も見ずに仕事に出かけてしまいました。
そしてさくらは、以前から通い詰めていた近所の金魚屋へ。
店主と親しげに話しながら、ようやく飼うことができるという喜びに満ちた目で金魚を見つめるさくら。
ひとまず水槽を買って、その日は家に帰ったのですが……
夜、家に帰ってきた夫は、玄関に置かれた大きな水槽を見て激昂します。
「好きにすれば」と言ったものの、金魚鉢程度の小さいものを想像していたようで、「初心者は水量多めで始めたほうが良いの」というさくらの言葉にも耳を貸しません。
それどころか「返してこい」「じゃなけりゃおまえが出てけ」と暴言を……。
なぜ夫は、こんなにもさくらに対して厳しい態度を取るのでしょうか。
実は冒頭のシーンにも、そのヒントはありました。
「いってらっしゃい」と玄関で一人つぶやいたさくら。その後さくらのもとには、本人限定受取の郵便物が届いていました。
そしてさくらが重い水槽を抱えて金魚屋へ向かっているときにも、家で夫は……
楽しげに誰かと電話で話す夫。
冒頭で配達員から受け取っていた郵便物も、おそらく浮気調査の報告書でしょう。
さくらの夫は浮気をしており、さくらもそれに気がついているのでした。