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赤ちゃんが読み聞かせで笑ってくれると、とっても嬉しくなりますよね。
しかしいざ本屋さんに足を運んでみると、絵本コーナーには赤ちゃん向けの絵本がたくさん! どの絵本がいいのか、迷う方は多いのではないでしょうか。
赤ちゃんは、形がはっきりした鮮やかな色合いの絵本、写実的な絵に興味をひかれます。
また絵本の中身はもちろんですが、読む人の声やふれあいによって、やすらいだり楽しい気持ちになるのです。
絵本選びは「色や形がはっきりしていて」「ふれあいがもてるような」ものを選びましょう。読み聞かせの際には、ぜひ赤ちゃんをひざのうえに抱っこして読んであげてください。
それをふまえて今回オススメするのは、「赤ちゃんが笑う!」「魔法の絵本」とママたちの間で評判の一冊。絵本作家の森あさ子さんによる『ぱかっ』です。
本をひらくと、最初に目に入るのは「まあるいたまご」。「たまごさん たまごさん」と読みながらページをめくると……
「ぱかっ」!
たまごの中からかわいいヒヨコさんがとびだします。
次のページをめくると、今度はワニさん。
「わにさん わにさん」「ぱかっ」
ワニさんの大きな口がひらきました。
とてもシンプルな構成ですが、「ぱかっ」という言葉の響きとカラフルな色使い、「次はなにが出てくるのだろう?」というワクワク感が、赤ちゃんの心をしっかりつかみます。
絵本を読んだママのレビュー
単純で楽しい言葉「ぱかっ」が繰り返し使われ、中から登場するものが、時に予想外のものが飛び出すので目が離せません。いないいないばあ!と同じ原理で、何が出てくるのかなという待っている時のワクワク感と、出てきた時の驚きを親子で一緒に楽しめると思います。(Pocketさん 40代・ママ/絵本ナビより)
「ぱかっ」という音とともにいろんなものがでてくる本作。
思いついたきっかけは、作者の森さんがふと眺めていた木の実が落ちてぱかっと割れたらと思ったことだそう。果物がぱかっと割れるイメージからスタートし、「どんなものがひらいていったらおもしろいか」イメージをふくらませながら製作しました。
また、『ぱかっ』に登場するどうぶつやだるまさんなど全てのパーツは、森さんが一枚一枚ぬった紙を切り貼りして製作したもの。おしゃれで温かみのある絵柄が魅力的な絵本です。
是非、お手に取って『ぱかっ』のぬくもりとリズム感を楽しんでくださいね。
ぞうさんの鼻が「くるっ」と丸くなったり、ダンゴムシさんが「くるっ」と丸まったり……。赤ちゃんが大好きな「くるくる」がたくさん出てくるので、ページをめくるたびに興味津々です♪
著者プロフィール
もり・あさこ。1975年生まれ、女子美術大学卒業。
映像美術デザイナーを経て、2005年よりイラストレーター・グラフィックデザイナーとして活動。ほかの作品に『あなのなか』(岩崎書店)がある。
子ども向けワークショップなども開催している。一児の母。