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日本の名作小説と人気イラストレーターのコラボレーションが、絵本感覚で楽しめることで好評を得ている「乙女の本棚」シリーズ(立東舎)。7月13日(金)には、芥川龍之介と人気イラストレーター・げみさんのコラボレーションによる、シリーズ第7弾『蜜柑』が発売されました。
『蜜柑』は、芥川龍之介が大正8年に発表した短編小説で、横須賀駅から汽車に乗った「私」と、故郷から奉公に行く娘とのひと時を、作者の体験をもとに描いています。
イラストを担当するげみさんは、 村山早紀著『桜風堂ものがたり』や知念実希人著『崩れる脳を抱きしめて』など、数多くの書籍の装画などで活躍し、幅広い世代から支持を得ている、いま最も注目の若手イラストレーターです。本作では、小説にあわせた描き下ろしでイラストを多数制作。オールカラーで、作品世界を豪華に楽しむことができる一冊となっています。
なお、げみさんの「乙女の本棚」シリーズの既刊としては、梶井基次郎の『檸檬』があり、現在3刷となっています。
「乙女の本棚」シリーズでは、ほかにも、今井キラさんによる太宰治『女生徒』や、しきみさんによる萩原朔太郎『猫町』、ホノジロトヲジさんによる夢野久作『瓶詰地獄』などが発売中です。