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7月13日(金)、『村上春樹語辞典』が誠文堂新光社より発売されます。
著者は、村上春樹ファン“ハルキスト”の聖地と呼ばれるブックカフェ「6次元」のナカムラクニオさんと、道前宏子さんのお二人。村上春樹さんにまつわるさまざまな用語を、イラストをふんだんに使い、辞典形式で解説しています。
本書には、主な登場人物や頻出するキーワード、村上さんの名言や学生時代の逸話など、翻訳を含む小説やエッセイ、インタビューなどから選ばれた500語以上を収録。村上作品を彩る料理やカクテル、独特な比喩表現、外国語版の装丁など、さまざまな角度から書かれたコラムも充実しています。
「作家ゆかりの地」を紹介したマップも付いているので、本書を片手に実際にその地に足を運んでみるのもおすすめ。ファンはもちろん、これから読もうと思っている人にも、作家と作品への理解を深められる格好の一冊です。
【目次】
・キーワードで読み解く 村上春樹ワールド
・村上春樹クロニクル
・村上春樹作品における ファンタジーとリアリズムの年表/長編と短編の相関図
・村上春樹語辞典
【コラム】
村上食堂/BAR村上へようこそ/映画化された村上春樹/装丁をめぐる冒険 世界の村上春樹と翻訳ワンダーランド/村上動物園/意味がなければ「比喩」はない/ハルキストのデッド・ヒート/村上春樹図書館/「やれやれ」について語るときに我々の語ること。/「幻の村上作品」を探して
【Book in Book】
村上春樹おさんぽMAP
【著者プロフィール】
ナカムラ クニオ
1971年東京都生まれ。映像ディレクター、ブックカフェ「6次元」店主。著書に『人が集まる「つなぎ場」のつくり方』『さんぽで感じる村上春樹』『パラレルキャリア』『金継ぎ手帖』『猫思考』などがある。
道前 宏子(どうぜん・ひろこ)
1981年神奈川県生まれ。編集者。ブックカフェ「6次元」を運営。絵本雑誌、書籍などの編集に携わる。ナカムラとの共著に村上作品の舞台を案内する『さんぽで感じる村上春樹』がある。