'); }else{ document.write(''); } //-->
6月8日(金)に公開される映画「万引き家族」のノベライズ本が、是枝監督自らによる書き下ろしで5月28日(月)に発売されます。
カンヌ国際映画祭に出品され、最高賞のパルム・ドールを受賞した「万引き家族」。是枝監督が「この10年間に考えてきたことを全部この作品に込めようという覚悟で臨んだ」と語る本作は、東京の下町を舞台に、家族ぐるみで小さな犯罪を重ねる一家の絆を描いたヒューマンドラマとなっています。
祖母である初枝の年金を定収入にし、足りない分を万引きして、口は悪くも仲良く暮らしてきた一家。しかし彼らはある事件をきっかけに引き裂かれ、それぞれの抱える秘密と、切なる願いが明らかになっていきます。
今回発売されるノベライズ本では、映画では語り尽くせなかった人物の背景や感情までが一つひとつ丁寧に描かれます。是枝監督が相当の覚悟で挑んだ本作、劇中で発せられることのなかった“声にならない声”が明らかになることで、読者はまた新たな衝撃と感動を体験することになるでしょう。
“犯罪でしかつながれなかった家族”を通して、是枝監督が描こうとしたものは何なのか?
映画鑑賞後の副読本としておすすめです。
映画「万引き家族」
2018年6月8日(金)より全国ロードショー
監督・脚本・編集:是枝裕和
出演:リリー・フランキー 安藤サクラ 松岡茉優 城桧吏 佐々木みゆ/樹木希林 ほか