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ワルかわいい8匹のノラネコたちと破天荒なストーリーで人気の「ノラネコぐんだん」シリーズから、初めての“読み物”が4月26日(木)に発売されます。
タイトルは『ノラネコぐんだんと海の果ての怪物』。海を舞台にノラネコたちが大活躍する、手に汗握る冒険物語です。
対象年齢は、読んであげるなら4歳から、自分で読むなら小学校低学年から。絵本から読み物への橋渡しとなる本作について、編集を担当した白泉社 kodomoe編集部の森綾子さんに文章を寄せていただきました。
累計80万部突破の大ヒット絵本シリーズに、初の「読み物」が登場! ある朝、海辺で虹色に光る貝がらを見つけたノラネコぐんだんは……。
「むかしあるところに、ノラネコぐんだんがいました。」の一文から、物語は始まります。
ある朝、海辺で虹色に光る貝がらを見つけたノラネコたち。「ニャー、なんてきれい!」とその貝がらを拾ったことが、あの波乱万丈の冒険の幕開けになるとは……。
人気絵本シリーズに、初めての「読み物」が誕生しました。いつもはとんでもない悪さをして、「こんなことをしていいと思っているんですか」と叱られては、「いいと思ってません ニャー」と正座で反省するノラネコぐんだんが、今回はびっくりするほど勇敢な姿を見せてくれます。
ここ数年、絵本ブームと言われ、子どもが小さいときに絵本を楽しむ家族が、着実に増えていると感じます。もちろん、絵本は何歳のときに出会ってもいいものですが、最近は小学生になると絵本を卒業し、そのままゲームに移行する子が多いというのも、また事実。
工藤ノリコさんは、自身が幼い頃「読書」に救われた経験から、「今の子どもたちにも本を読む楽しさを伝えたい」と、みんなになじみのあるノラネコぐんだんを主役にして、「絵本」から「読み物」への橋渡しとなるような作品を作ることにしました。
絵本では、緻密でカラフルな絵や起伏あるストーリーで、幼児たちを釘付けにしてきた工藤さん。今回も、初めて活字の本を読む子どもたちが、頑張って最後まで読み通せるよう、随所に楽しい挿絵が描かれています。巻頭の口絵にはカラーのイラストも収録されていますが、自分なりの想像力でこの物語の世界をたっぷりと味わえるようにと、本文の挿絵はモノクロになっています。
▼絵本の世界そのままのイラストと大きな文字で、初めての「読み物」にもぴったり!
そして、文字が読めても読めなくても、寝る前に少しずつ何日かに分けて、大人に読んでもらうのもおすすめです。(続きが気になって眠れなくなるかも……?)
それでは、ノラネコぐんだんの一員になって、心躍る冒険の旅へ出かけましょう!
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白泉社 kodomoe編集部 森綾子
・コラボカフェも続々出店!『ノラネコぐんだん アイスのくに』発売!内容試し読みも