'); }else{ document.write(''); } //-->
4月12日(木)、似鳥鶏さんによる『レジまでの推理~本屋さんの名探偵~』の文庫版が光文社より発売されました。
『レジまでの推理』は書店を舞台に、“働かない”けれど「手書きポップをつけた本は必ず完売する」という名物店長と、店舗管理を任されっぱなしの学生バイト・青井くんが事件を解決する連作ミステリ。
無くしたサイン本を見つけたり、ポスターにいたずら書きした犯人を探し当てたりと、書店員ならではの見識で鮮やかに謎を解き明かしていきます。本屋さんの裏側がわかる、お仕事小説としても楽しめる1冊です。
荷ほどき、付録組み、棚作り、ポップ描きにもちろんレジ。お客さまの目当ての本を探したら、返本作業に会計、バイトのシフト。万引き犯に目を光らせて、近刊のゲラを読んで、サイン会の手配をして……、書店員って、いったいいつ寝るの?
力仕事でアイディア仕事で客商売。書店員は日夜てんてこ舞い。しかも、彼らは探偵という特殊業務まで楽しげにこなしてしまうのです。
渇いた現代社会の知のオアシス、本屋さんにようこそ!
2016年2月のインタビューでは、似鳥鶏さんの仕事場にお邪魔して、『レジまでの推理』や日常生活についてうかがっています。