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『いぬやしき』『ママレード・ボーイ』『恋は雨上がりのように』など、人気漫画の実写映画化ラッシュが続く日本映画界。しかし今年は“小説”原作の映画にも要注目です!
チンピラ刑事、疑惑の元少年A、“愛”を届ける裏稼業……。実写化決定時から期待の声が集まっている注目作を、今回はいち早くピックアップしてご紹介します。
夢破れた元週刊誌ジャーナリストの益田と、人付き合いを頑なに避ける無口な鈴木。町工場の同期として出会い少しずつ友情を育んできた2人だったが、ある事件をきっかけに益田は、鈴木が17年前に起きた凶悪事件の犯人“少年A”ではないかと疑い始める――。
「酒鬼薔薇聖斗事件(神戸児童連続殺傷事件)」を彷彿とさせる内容で話題を呼んだ、薬丸岳さんの小説『友罪』。少年Aの“その後”とそれを取り巻く人々を繊細に描いた同作が、「64―ロクヨン― 前編/後編」の監督×制作陣によって映画化されました!
キャリア史上最難の役に挑むのは、ダブル主演の生田斗真さんと瑛太さん。そのほか佐藤浩市さん、夏帆さん、山本美月さん、富田靖子さんら名優たちが集結し〈慟哭の人間ドラマ〉をつくり上げています。
鈴木に「自殺したかつての同級生に似ている」と言った時の、益田への「俺が死んだら悲しいと思える?」という問い。事件をきっかけに動き出す、一度は捨てたはずの“過去の人生”。赦しのない罪にとらわれた者たちの現在と過去、疑心や後悔……。
生田斗真さんがオファー前から魅了されていたという小説『友罪』、映画公開前のこの機会にぜひチェックを!
映画「友罪」
生田斗真 瑛太
夏帆 / 山本美月 富田靖子
奥野瑛太 飯田芳 小市慢太郎 矢島健一 青木崇高 忍成修吾
西田尚美 村上淳 石田法嗣 北浦愛 坂井真紀
古舘寛治 宇野祥平 大西信満 渡辺真起子 光石研
佐藤浩市監督・脚本:瀬々敬久
2018年5月25日(金)公開
昭和63年「暴力団対策法」成立直前の広島を舞台に、警察と暴力団の激しい戦いを描いて〈警察小説×仁義なき戦い〉と評された『孤狼の血』。第154回直木賞候補、「このミステリーがすごい!2016年版」国内編第3位に輝いた柚月裕子さんによるこのベストセラー小説が、「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」の白石和彌監督によって映画化されました!
決して地上波では許されない暴力描写とエロス、耳にこびりつく怒号と銃声。コンプライアンスを過度に重視する昨今の現代社会に、この規格外の衝撃作が挑みます。
果たして生き残るのは誰なのか? 正義とは何なのか……? 喰うか喰われるかの世界で生きる男たちの生きざまから、目が離せません。
映画「孤狼の血」
役所広司
松坂桃李 真木よう子
音尾琢真 駿河太郎 中村倫也 阿部純子 滝藤賢一 矢島健一 田口トモロヲ
中村獅童 竹野内豊
ピエール瀧 石橋蓮司・江口洋介監督:白石和彌
2018年5月12日(土)公開
ある出来事がきっかけで藩主の逆鱗に触れ、“猫の蚤とり”を命じられた生真面目なエリート藩士。しかしその家業の実態は、床で女性に“愛”を届ける添寝業だった――。
小松重男さんによる短編小説集『蚤とり侍』の人気エピソードを再構築した映画「のみとり侍」。「テルマエ・ロマエ」で“平たい顔族”たちを笑いの渦に巻き込んだ阿部寛さんが、今度は転落したエリート侍を演じます!
東洲斎写楽の浮世絵をモチーフにした、ズルいキービジュアルでも話題。寺島しのぶさん、豊川悦司さんら豪華キャストによる愛と笑いの時代劇コメディは、何かと気を張りがちなこの時期にきっと癒やしをもたらしてくれることでしょう。
映画「のみとり侍」
阿部寛
寺島しのぶ 豊川悦司 斎藤工
風間杜夫 大竹しのぶ 前田敦子 松重豊
桂文枝監督・脚本:鶴橋康夫
2018年5月18日(土)公開