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2015年に刊行された内館牧子さんの『終わった人』が文庫化、3月15日(木)に発売されました。
内館さんは、脚本家として大河ドラマ「毛利元就」、NHK連続テレビ小説「ひらり」「私の青空」などを手がけてきた一方で、著作も多数発表。『終わった人』では、定年を迎えたサラリーマンの心情や家庭内での立場を描き、50~70代の読者の共感を呼びました。
今年6月には舘ひろしさん、黒木瞳さん主演の実写映画が公開される本作。未読の方は、内容を今のうちにチェックしておきましょう!
メガバンクで出世コースを歩み、本社の役員候補になりながら子会社に転籍させられて定年を迎えた主人公・田代壮介。
仕事一筋で生きてきた田代は、仕事がなくなって生じた膨大な自由時間を前に、途方に暮れてしまいます。美容師として働いている妻には相手にされず、いかにも年寄りくさい“図書館通い”や“趣味のコミュニティ”に参加することには抵抗がある……。
そんな中、ひょんな出会いからITベンチャーの顧問を依頼される田代。さらには、彼に好意的な年下の女性まで現れて――。果たして「終わった人」は、再び“現役の男”として返り咲くことができるのでしょうか?
「定年」を身近に感じる年代の方のみならず、働くすべての人に関わるテーマをあつかった『終わった人』。本書を読んで、リタイア後の世界をリアルに想像してみてはいかがですか?
実写映画でメガホンをとるのは、「リング」や「仄暗い水の底から」などを手がけた中田秀夫さん。今回、初めて涙と笑いの人間ドラマに挑戦します。脚本はTVドラマ「居酒屋ふじ」「フリンジマン」「オー・マイ・ジャンプ! ~少年ジャンプが地球を救う~」などを手がけた根本ノンジさんです。
CAST
舘ひろし 黒木瞳
広末涼子 臼田あさ美
今井翼ほか
STAFF
原作:内館牧子『終わった人』(講談社)
監督:中田秀夫
脚本:根本ノンジ
音楽:海田庄吾
配給:東映
2018年6月9日(土)より公開
〉映画「終わった人」公式サイト
http://www.owattahito.jp/
©2018「終わった人」製作委員会